愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

今まで何も理解していなかった真のお父様の本心を理解する手掛かりとして・・・!

先回記事末部より


「昼の神様は神様の愛の対象としての個性真理体を創造し存在させるための、正分合作用の活動を始めるのです。」とあります。被造世界の創造のために活動する神様の霊が、神様本体である夜の神様から分立されて「昼の神様」と呼ばれるようになりました。それは活動する神様の霊に、神様本体が託した目的を中心として呼ぶ時に、「昼の神様」と表現されるものです。被造世界を創造し始めた目的は、神様にとっての愛する対象を誕生させることです。つまり、人類始祖アダムとエバを誕生させることです。とくに、神様の愛する対象はエバになります。エバが真の母として完成すれば「昼の神様」の実体と成るのです。


神様の創造の目的である真の父母、特に真の母の完成を中心として、活動する神様の霊を呼ぶ時には「昼の神様」となるのです。そして、活動する霊の「働きそのもの」を中心として呼ぶ時には、「聖霊」と呼ばれるのです。この「聖霊」と「昼の神様」について理解できるようになると、お父様が「臨在」という言葉を、「管理する」と替えて語られたみ言の絶妙さが分かってくるのです。


  *****


これまでの昼の神様と聖霊に関する記事をまとめます。


神様は愛する対象を造り出し、愛の理想世界を構築されました。その構想が完成すれば、その構想を実現するために創造に着手しなければなりません。神様本体にあった自存するための原力が、心情の衝動力と一体となって、被造世界を創造するための活動を始めます。神様本体を中心として、活動する神の霊は分立され、神様の愛の対象としての個性真理体を創造し存在させるための、正分合作用の活動を始めるのです。この活動する神の霊こそが、昼の神様なのです。


被造世界を創造し始めた目的は、神様にとっての愛する対象を誕生させることです。つまり、人類始祖アダムとエバを誕生させることです。とくに、神様の愛する対象はエバになります。エバが真の母として完成すれば「昼の神様」の実体と成るのです。神様の創造の目的である真の父母、特に真の母の完成を中心として、活動する神様の霊を呼ぶ時には「昼の神様」となるのです。そして、活動する霊の「働きそのもの」を中心として呼ぶ時には、「聖霊」と呼ばれるのです。


お父様は1997年ころから「夜の神様、昼の神様」のみ言を語られるようになりました。1999年ごろまでは、語られたみ言が残っています。その頃には、昼の神様について次のように語られていました。


昼の神様があらわれる時、夜の神様の創造目的が完成される。
昼の神様が神様の創造理想として願われた真の父母だ。
真の父母の思想は創造以前から存在し
夜の神様は目に見えない創造主であり、昼の神様は目に見える創造主である。
夜の神様は内的な創造主であり、昼の神様は外的な創造主だ。
アダムとエバが完成すれば見える昼の神様となる。
アダムとエバが完成すれば見える創造主となり、外的な創造主となる。
見える創造主と外的な創造主が昼の神様である。
(297:226、1998.11.20。)


お父様は「アダムもエバも完成すれば昼の神様になる」と語っています。このことは、他の「夜の神様、昼の神様」のみ言でも繰り返し語られています。しかし、お父様は聖和される前に、「真のお父様は夜の神様の管理を受け、他の人間は昼の神様の管理を受けるのだ」というみ言を地上に残していかれました。


この違いの理由をはっきりと知る為にも、聖霊について知らなければなりません。アダムとエバを昼の神様の実体として完成させるべく働く神様の活動する霊は、その「働き」を中心とする時には聖霊と呼ばれるのですから・・・。聖霊のことを深く知らなければ、実感とならなければ、聖霊と昼の神様の呼び方に違いがあると言われてもピンと来ないものでしょう。


まず、聖霊について初歩的な事から知るために、聖書に記された聖霊に関する聖句を引用します。


  **引用開始**


旧約聖書 詩篇
104:24
主よ、あなたのみわざはいかに多いことであろう。あなたはこれらをみな知恵をもって造られた。地はあなたの造られたもので満ちている。
104:25 かしこに大いなる広い海がある。その中に無数のもの、大小の生き物が満ちている。
104:26 そこに舟が走り、あなたが造られたレビヤタンはその中に戯れる。
104:27 彼らは皆あなたが時にしたがって食物をお与えになるのを期待している。
104:28 あなたがお与えになると、彼らはそれを集める。あなたが手を開かれると、彼らは良い物で満たされる。
104:29 あなたがみ顔を隠されると、彼らはあわてふためく。あなたが彼らの息を取り去られると、彼らは死んでちりに帰る。
104:30 あなたが霊を送られると、彼らは造られる。あなたは地のおもてを新たにされる。
104:31 どうか、主の栄光がとこしえにあるように。主がそのみわざを喜ばれるように。


聖歌隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌
139:10
あなたのみ手はその所でわたしを導き、あなたの右のみ手はわたしをささえられます。
139:11 「やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ」とわたしが言っても、139:12あなたには、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません。
139:13 あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを組み立てられました。
139:14 わたしはあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき方だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます。


  **引用終了**


神様の活動する霊、摂理の霊は、この被造世界の全てを造り出しました。風も、光も、水も、大地も、海も・・・。そして人間も・・・、エバの生殖器も、アダムの生殖器も造り出し、胎児も誕生させます。このことをまず、最初に知らなければなりません。私自身も、あなた自身も、聖霊によって造られ誕生し、聖霊によって心臓が動き、聖霊によって息をして、聖霊によって思考し、心情が動いているのです。


ここで立ち止まって思考すれば、人類始祖アダムとエバは、聖霊に組み込まれた生命の進化のプログラム通りの過程を経て誕生しました。生命の進化は、霊人体を備えた人間を誕生させる為のプログラムまで到達し、アダムとエバを誕生させましたが、その為の聖霊に備えられた霊的な胎があるということです。その霊的胎の存在に気付けば、原罪の深さも、蕩減復帰の本質も、重生の意義も、新たな次元の理解として浮かび上がって来るのです。その次元まで行く前に、理解しなければならない事は、幾つかあるのです。


真のお父様が本当に語りたかったことは、「夜の神様、昼の神様」を理解した後に語られるものでした。だからその意味で、私たちは夜の神様とお父様の事を、神様の摂理を歩みながらも、何にも理解していなかったということです。1945年からの7年で、キリスト教がお父様を再臨主として受け入れていれば、聖霊に導かれた基盤の上で、「夜の神様、昼の神様」のみ言は、お父様の第一声として語られたはずです。


真のお父様を慕う私たちは、聖霊について理解し、聖霊によって夜の神様と真のお父様が、常に私と共に居て下さるということを心から理解しなければなりません。「他の人間は昼の神様の管理を受けるのだ」この意味を真に理解することによって、私たちは初めて神様と共にあり、お父様とともにある人生を送ることが出来るのです。


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