愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

私たちはまんまと騙され、清平役事をサタンの巣作り作業へと貶める働きバチや働きアリの如く操られた!

先回記事末部より


サタンとなっていたルーシェルが、神様のもとに来れるようになったのは大母様の説得があったからではないのです。真のお父様の緻密な摂理的計画については、著作「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第1巻から、ここに引用した部分の次に当たる「5)大母様と訓母様による清平役事は出発点から狂わされていた!」で明らかにしています。次回の記事で、その部分を引用掲載します。


  *****


先回記事に取り上げたブログ「私のとなりにいつも神様」の記事には、次のような文章が引用されていました。


  **引用開始**


ルーシェルは、大母様と共に神様のもとに行く時、「もし神様が少しでも怒ったら、すぐに帰り、もう二度と神様には会わない」と言っていたと聞いています。ですから、大母様も、もし神様がルーシェルを怒ったらどうしよう、と心配していた、とも聞きました。


ところが、実際にルーシェルが神様のもとに行ってみると、神様は、ルーシェルを喜んで抱き締めて迎え入れられ、さらには、本来僕(しもべ)であるはずの天使であるルーシェルが、人間を主管しなければならない立場に立ってしまった、その苦労を慰労されたとのことです。

そして、そうした神様の大きな愛に触れ、ルーシェルは、「申し訳ありませんでした」と謝罪し、サタンから天使長ルーシェルに戻り、神様のもとに帰ってきました。


  **引用終了**


太字下線の内容は、本当なのでしょうか。いいえ、でたらめです。金孝南はでたらめを語り、食口の心情を拘束したのです。本当のところ、神様はルーシェルを厳しく審判しました。


「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第1巻から引用します。略して「極秘戦略の全貌」とします。


  **「極秘戦略の全貌」から引用開始**


5)大母様と訓母様による清平役事は出発点から狂わされていた!


清平役事を始めるにあたって、大母様は天使長ルーシェルを、五年半の歳月をかけて愛を注ぎ説得し、神様のもとに導いたと、私たちに語られました。私たちは、それを素直に信じてしまいました。しかし、神様への愛の恨みで凝り固まっていたサタンの愛の減少感が、言葉の説得だけで解けるものではありません。


地上で解かなければ、蕩減復帰原理が成り立たないのです。そこには、興進様の愛勝日と、孝進様の一勝日から始まる、真のお父様による愛の勝利圏への実りがありました。


お父様を中心とした摂理の進展は、1985年以降、キリスト教を取り戻し、さらに共産主義までも飲み込んでいくようになりました。


1989年8月31日の八定式から70日後に、共産主義国・東ドイツと民主主義国・西ドイツを隔てていたベルリンの壁が崩壊しました。そのことにより、東ドイツは弱体化し、西ドイツに統一されました。1990年4月11日、ソ連モスクワを訪問したお父様はクレムリン宮殿でミハイル·ゴルバチョフ共産党書記長と会見しました。


さらに、1991年12月に、お父様は地上のサタンの象徴とも言える金日成と電撃的に会見したのです。金日成から「虎の巣窟に来たのか」と尋ねられ「虎の口に入りました」と答えるなどすっかり意気投合し、お父様は金日成を「兄さん」と呼び、金日成はお父様の手を握り返して「義兄弟の契り」を交しました。


地上のサタン思想の象徴である共産主義国家圏内に、統一教会の楔(くさび)を打ち込んだのです。


また、ソビエト連邦が1991年に崩壊し、ロシアとなり、地上界における実質的な共産主義国家の解放がありました。そのころから統一教会の宣教師たちがロシアに入り、伝道活動を始めていました。1995年の36万双祝福式には、ロシアから5万組が祝福を受けたのでした。


その勝利圏の拡大の上に、1998年5月15日、天上の善なる聖人と、地獄の殺人魔、悪霊人をともに解放し、祝福することによって、全霊界を解放しうる決定的な転機となる「地獄の解放と天国の開門宣布」が為されました。6月13日に3億6000万双祝福のための第1段階となる、第1次3億6000万双祝福式として1億2千万双が祝福を受けました。その時に、歴史上で初めての地上人と霊人の祝福式が行われました。この中には、イエス様、お釈迦様、孔子様、ムハンマド様、ソクラテス様の五大聖人とともに、スターリン、ヒトラー、東条英機の三大悪人も含まれていました。そして祝福式と同時に、霊肉統一祝福の宣言が行われ、霊肉界祝福の道を開かれたのです。


このような地獄の解放と天国の開門を可能にした、地上界の条件があったはずです。それこそ、康先生(現真のお母様)が「涙の海」と表現した心情で、世界宣教に出た22,200名の日本婦人たちと、また日本の最前線を走った食口たちの、自らの全てを捧げ切った「四大心情圏」の活動基盤だったと言えるでしょう。


エバ国家日本に派遣された韓国人幹部及び牧会者の中で、お父様の本質的な真の願いに答えた方こそ、たった一人、康先生(現真のお母様)でした。アベルカインが互いに自然屈服し合う「四大心情圏」を体恤した康先生は、お父様の心情にある母性の顕現者として、1996年8月より、ロシヤの国家メシヤとして派遣されるのです。かつての共産主義国家を、真の母の愛で包み込むのです。


しかし、康先生以外の韓国人幹部たちは、日本人幹部とともに、サタンに入られたままのアベルカイン観のままでした。その韓国人幹部・日本人幹部たちは、サタン的政府構造のままの統一教会を作り上げたのです。お父様は1998年1月1日に『日本をエバ国家から母の国に昇格させる』と発表され、母国としての使命責任を果たす重要な位置に立たせたわけですが、サタンの讒訴条件を内在させたままだったということです。それでも、摂理は進めなければならなかったのです。


1998年5月15日「地獄の解放と天国の開門宣布」を行う一カ月前の4月17日、「長子権、父母権、王権開門宣布式」の祈祷において、お父様は「日本が未完成である」として、次のように祈られているのです。


 **引用開始**


愛するお父様…、


今日、1998年4月17日午前11時ちょうどを期して、ここに集まったあなたの子女を中心とし、日本を中心として責任完遂において足りない条件をすべて補充するために、3人の娘と同じ立場に立った台湾とフィリピンとカナダを立て、これらが一つとなり統一的基盤を立てることによって、父の国、エバ国、天使長国のすべてを結ぼうと思いますので、お父様、祝福してくださいませ。


天上世界において、興進君とイエス様が家庭を中心として連結されていなかったのが、3億6000万双完成を見る世界的なサタン血統断絶を標準として動くこの前夜において、今、新しい宣布をしなければならない時となりました。父の国、母の国、長子権の国を代表して、この3つの国がお父様の前に新しく立ち、宇宙の中心である天上世界と地上世界を代表することのできる国として、真の父母を中心として絶対的に一つとなった統一的基盤に立って、第二次大戦以後に失った英・米・仏のあらゆる起源を、また、実体圏を中心として日・独・伊を合わせて霊肉実体完成圏の勝利的覇権を、全世界の舞台上に立って再びキリスト教文化圏を祝福することのできる解放的恩賜を下さいましたことに真に感謝いたします。


今やイエス様も真の父母の前に霊的な長子の立場にあり、興進君は霊肉を中心として長子の立場に立っております。彼らが夫婦となることによって、キリスト教文化圏において独身生活をし、独りで生きてきたこれらの前に、霊界を中心として祝福することのできる門を連結させると同時に、現在地上にあるキリスト教の文化圏世界に祝福の門を連結させるための大祝福の恩恵をこの時間付与しようと思いますので、天よ、この場を記憶して下さい。


エバ国家である日本が責任を果たせなかったことを未完成と考えずに、彼らが責任を持ち再び国を引っ張っていき、国をあなたの前に奉献するという責任を宣誓しましたので、彼らの行く道を、真の父母と一つになるこのような心情的一体圏を経て、父の国と、母の国と、息子の国を結んでお父様の前に奉献いたします。


この3国を奉献したということは、永遠なる宇宙歴史時代における旧約時代と、新約時代と、成約時代を代表した3つの時代の3人の息子の完成です。そして、3か国を中心とした第二次大戦以後に、エバ国家、天使長国家、アベル国家を連結させる勝利的覇権を、真の父母と一体圏にある統一的祝福の基盤を備え、全世界を代表し、地上に真の御父母様に代わって家庭的定着的恩賜を与えようと思いますゆえ、霊界と肉界が一つとなり、霊界での統一圏と地上での統一圏が一つとなって、今や解放的祝福圏を地上と天上世界に開門して下さることを切にお願い申し上げます。


イエス様の相対となる人も宣布いたしましたので、アメリカのすべての食口たちはこの2つの家庭を、祝福したこの2人の母と娘を、お父様、自分の国の中心的な家庭の女王として迎えることができますよう祝福して下さいますことを、切にお願い申し上げます。


この時間、11時を期して、日本が未完成であることを蕩減する条件として、三つの国を立てましたので協助してください。お父様の前に奉献いたしますゆえ、喜んでこれをお受け下さい。父母の国と長子権の国として備えたものを地上と天上世界に立て、新たに霊肉を中心とした統一的世界へと前進することができますように解放の門を開けてくださり、祝福して下さいますことを、命令してくださいますことを切にお願い申し上げながら、真の御父母様のみ名により宣布いたします。アーメン。アーメン。アーメン。


 **引用終了**


未完成でありながら、お父様の蕩減条件によって母国として立った日本は、1999年2月7日の3億6千万双祝福を日本で挙行しなければなりませんでした。しかし、日本はお父様を迎え入れることが出来ずに、韓国での挙行となりました。その蕩減条件として、お父様は、韓氏オモニ(当時は真のお母様)による世界80ヶ国巡回講演(1月17日〜5月28日)を、行うことを指示され勝利されたのです。


「長子権、父母権、王権開門宣布式」の祈祷を行うに際して、お父様は、1996年11月にウルグアイに呼び集められ、南北米35ヶ国に派遣された婦人たちを指して、次のように語られました。


『あの南米の地球の反対側の名前も知らない地に、4,200人集まれと命令した時、誰も信じなかったけれど4,200名が来た。日本は4,200人を送って来た。その絶対信仰によって日本を滅ぼさない。』


母国日本は摂理的に責任を果たせなかったのですが、康賢實先生が証しした「涙の海の心情圏」に象徴される「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の条件に対して、神様もお父様も絶対的相対基準を結ばれ、手放しはしないのです。


一連の真のお父様の摂理的勝利と、真の愛による地上界霊界両面の祝福の条件だけではなく、不足なエバ国家日本への蕩減条件があって、はじめてルーシェルの回心の道が開かれるようになったのです。


1999年6月14日「真の御父母様天宙勝利祝賀宣布式」において、そこで郭錠煥会長の「宣布式の背景に関する経過報告」を語られました。その中で、ルーシェルが回心に至った理由が明確に語られております。


  ***引用開始**


昨年(1998年)6月13日、1億2000万双、ニューヨークでの祝福行事の際に解放されて祝福を受けた霊は神様と真の御父母様の前にいかばかりか感謝することでしょうか。興進様と大母様の指導と教育を受けたこれらの霊は、サタンを讒訴し、サタンの命令に服従するのではなく、その命令に抵抗し拒否するようになるのです。


今後展開される4億双祝福によって、すでに地上で、既成家庭ではありますが、中流層以上の地上人もみな真の御父母様に仕え、神様に仕える生命圏に移されるようになり、天上の霊たちもすべて先祖解怨とこのような真の御父母様による根本的な解放の役事によって、自分から離れていくということを知ったサタンは自分が最後まで神様に敵対することはできないということを自覚するようになり、一方ではいかにしてでも許しを受けて再び生きる道を探そうという心が働くようになったのです。


これを見抜いた神様は命令、指示されて、李相軒先生を通して神様の命令をサタンに通告するに至り、サタンは自分の罪状を認め、本来の位置に戻ることを諭されるに至ったのです。


  **引用終了**


この経過報告では神様がルーシェルの心の動きを見抜き、李相軒先生に指示を与え、ルーシェルに伝えたことによって、本来の位置に戻ることを諭されたとなっています。つまり、ルーシェルを回心に導いたのは、大母様でも李相軒先生でもなく、真のお父様の霊界と地上界における実質的な勝利権がルーシェルを追い詰め回心させるに至ったのです。お父様の地獄まで救おうとされる真の愛に、屈服せざるを得なくなった結果なのです。


これを金孝南は自らの講話において、悪霊を分立するためには悪の根源であるルーシェルを復帰しなければならないと思い立ち、5年にわたって説得したと語っています。実際に霊界でそのような努力があったとしても、ルーシェルを屈服させたのは、大母様ではなく、あくまでも、お父様の実質的な愛の勝利権なのです。


清平役事の出発点から、清平役事をして浄財集金所に貶めようとした幹部たちにより、お父様を押しのけて、大母様の手柄として出発させられたと言わざるを得ません。自分たちの欲望を満たそうとした金孝南、そして幹部たちと、それに相対してしまった私たちが、世界摂理を進めようとされるお父様の願いから、ずれてしまっていたのです。


幹部たちに担ぎ上げられた金孝南の虚栄心が、天総監興進様を中心として進めようとした天上天一国の編成に、大きな障壁として立ち塞がりました。真のお父様が、霊界の代身者として興進様を送られ、大母様は真のお母様の代身者として送られました。そこに、忠母様、大兄様が一体とならなければなりませんでした。しかし、地上における金孝南と韓氏オモニ、そして幹部たちが自分の欲望を先立てることにより、地上界を主体として動く霊界においても、一体化を崩されていたのです。


それも、神様のため、お父様のためにという善なる動機を、悪霊(サタン軍)どもが巧妙に利用しながら心情の動機を狂わせていくのです。金孝南も韓氏オモニも幹部たちも、お父様の進めている摂理に逆行していく方向へと操られ、欲望を満たす手先とさせられていくのです。


清平役時に願われた、世界六大州に拡大していくという、お父様本来の摂理に対して逆行してしまいました。その結果、夜の神様とお父様は孤立無援の中で、基元節勝利のための摂理を進めざるを得なくなったのです。


いかがでしょうか。堕落しサタンとなった天使長ルーシェルを回心に至らせ、神様の前に跪かせたのは、大母様でも李相軒先生でもありません。真のお父様の勝利圏の恩恵が、霊界にまで及ぶようになり地獄まで解放されたのです。その結果、ついにサタンである天使長ルーシェルは、真のお父様に屈服し、1999年3月21日の回心のメッセージへと繋がりました。


  **「極秘戦略の全貌」から引用終了**


聖書で比喩された期間では六千年・・・。実際には、人類始祖の堕落から数十万年の歳月をかけて、サタンが築き上げた堕落世界の悪なる基台は盤石なものでした。真のお父様は洗礼ヨハネの使命を持つ人物たちから裏切られ、地獄の底から蕩減復帰摂理を歩み、4億双祝福までをも成し遂げられるようになりました。


つまり、サタンが築き上げてきた悪なる世界的基台が崩れ始めたのです。サタンを立てていた基台が崩れ、祝福の拡大により、強固な「メシヤを迎える為の基台」が造成され始めたのです。誰よりも知能にたけたサタンは、自らの滅び行く末を予見したところに、夜の神様のメッセージが李相軒氏を通して伝えられたのです。


これに学べば、顕進氏と韓氏オモニの救いは、二人を立てている基台を崩さなければならないという事になります。その為には、真のお父様の下にある天一国主人(王と王妃)たちによる強固な「再臨主を迎えた基台」が必要だという事になります。その基台を築くためにはどうすればよいかという事になります。


四大心情圏三大王権による「再臨主を迎えた基台」を作ろうとしても、「天使長の政府構造を理想的とする統一教会及び家庭連合」において、「偽りのメシヤの為の基台」を我知らず作って来た私たちにとっては困難ともいえることです。


その考察については、回心して神様の前に立ったルーシェルに与えた、神様の仕打ちを明らかにしてからにします。


金考南は、食口たちを自分の支配下に置くために、口からでまかせを吐きました。


「実際にルーシェルが神様のもとに行ってみると、神様は、ルーシェルを喜んで抱き締めて迎え入れられ、さらには、本来僕(しもべ)であるはずの天使であるルーシェルが、人間を主管しなければならない立場に立ってしまった、その苦労を慰労されたとのことです。」


神様がルーシェルに対してどのように処したかを知れば、「笑わせるな!」と叱り飛ばしたくなる金考南の嘘っぱちです。しかし、私たちは、まんまと騙され働きバチや働きアリのように操られてしまい、清平役事をサタンの巣作り作業へと貶めていたのです。


今現在も家庭連合の食口たちは、おのおの全身全霊を投じて勤しんでいるのです。



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