愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

堕天使ルーシェルはおろか金考南にも幹部たちにも実にあっさりと騙された我々祝福家庭なのです!

先回記事末部より


ルーシェルは彼ひとりで神様のもとに来ても、許される事はなかったのです。ルーシェルの血族を連れて来て、一緒に敬拝を捧げよというのです。


これだけ聞けば、残酷な命令のようですが、神様とお父様はルーシェルの血族が続々と帰って来れるようになる道を作ろうとして来たのです。清平役事が、真のお父様の願いの如くに正しく行われ、さらに地上では氏族メシヤ活動が神様の願いの如くに果たされていたならば、その道は開かれていたのです。


ところが、清平役時はサタンの巣作り作業となり、氏族メシヤは進みませんでした。食口たちは幹部の罪に引きずられ「偽りのメシヤを迎える基台」を造成していたのです。ルーシェルが再堕落するのは必然と言えるほどだったのです。


神様と真のお父様が計画した、ルーシェル回心の道筋を私たちは心から理解し、氏族メシヤの本質を知り、これからでも進めて行かなければならない事なのです。


  *****


堕落天使長ルーシェルを回心に導いた要因がどこにあるかと言えば、夜の神様と真のお父様の霊界地上界における復帰摂理の勝利による祝福圏の広がりが、サタンの邪悪な基台を崩し始めたことにありました。


その上で、決定的な要因を作った方がおられます。真のお父様の神様に対する絶対信仰・絶対愛・絶対服従を相続した真の子息様のお二人です。孝進様と栄進様の事です。この御二方の心情路程を知ったならば、金考南のルーシェルに対する説得話など、でたらめにもほどがあるということを実感するでしょう。


栄進様と孝進様の心情路程における詳細は、私の著作「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第1巻で明らかにしています。真の子息様は蕩減を背負っていない立場でお生まれになられていますが、私たち祝福家庭の積もり積もった讒訴条件により、サタンの直接的な試練を受けざるを得ない状況になりました。


真のお父様の真の愛における偉大さを知るためには、栄進様と孝進様がサタンの攻撃をいかなる心情で乗り越えられたのかを知る必要があるでしょう。関心を持たれた方は、次のブログページに飛んで、私の著作の購入をお勧めします。皆さんが予想する事も出来ない、真のお父様による真実の闘いを知ることになるでしょう。



このブログでは、栄進様と孝進様の闘いの詳細については、今のところ掲載できません。記事の進展状況によっては掲載できるようになる機会も訪れるかもしれませんが・・・。


1999年3月21日付けで李相軒先生によって、ルーシェルの回心のメッセージが伝えられました。さらに、その年12月28日付けで、「罪人ルーシェルから天地父母様へ」という題名で、李相軒先生の霊界メッセージが伝えられました。このメッセージの解釈は、過去に何度かブログに掲載していますが、「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第1巻から、その部分のみ抜粋引用します。


  **「極秘戦略の全貌」より抜粋引用**


第五章 本然のカインアベルの出発点 2)統一教会に絶望した天使長ルーシェル


その後1999年12月28日付で「罪人ルーシェルから天地父母様へ」という題名で、李相軒先生の霊界メッセージがあります。このメッセージに表現された内容は、神様に匹敵する知性を持つルーシェルが、5月15日の歴史的儀式の後に、統一教会の現状を目の当たりにし、決意した意志の表現ではないでしょうか。


 **罪人ルーシェルから天地父母様へ**


罪人の私がどんな面目をもって報告をし、安否をお伺いすることができましょうか。私は歴史の前にあまりにもとてつもない罪を犯し、その何ひとつ自ら収拾できないことを知って、この場で静かに謹慎しつつ過ごしております。私のこの歴史的犯罪が収拾されて初めて、神様と天地父母様が平安な立場に安着なさることができるという事実を私は他の誰よりもよく知っています。


ところが私の残党は、私の歴史的な犯罪を贖罪して罪人の姿で生きていかんとする私の意図を完全に軽視し無視しています。彼らは私に「私たちの方が数は多いのに、あなたはなぜ対決せずに後悔しているのか」と言いながら暴れまわっています。お父様、私は彼らに心より告白しました。率直に告白しました。私は「過去、私は神様を敵対視し、私の本来の位置を離脱して神様の前に偽りの主人として振舞っていた歴史的な罪人である。」と、彼らに私の罪目を一つ一つ告白しました。 


それにもかかわらず彼らは、自分達の勢力が強大であり、数的に優勢なので自分達が勝つと固執しています。


私は彼らに、誤った道を進んではならない、真実と真理は永遠であるが偽りはいつか必ず滅びるという天理原則も説明しました。そして最終的な方法として、私が自ら犯した罪の根本の根を彼らに詳細に明かし、堕落論の講義も聴講させました。


これから私は彼らのところを頻繁に訪ねて、過ぎし日の私の過ちを率直に告白しながら創造原理、堕落論、復帰原理などの内容を聞かせるつもりです。この事が遅れれば遅れるほど神様と天地父母様の胸が一層痛むことを私は知っています。


神様、天地父母様、本当に申し訳ございません。私の罪と過ちを事実そのまま公開し原理講義を聞かせることが、私の残党を悔い改めさせる最も良い方法だと私は考えます。最近、李相軒先生の限りない精誠と愛と涙によって、原理講義の聴講者数が少しずつ増えております。いまだ「真の御父母様、私の御父母様、私を許してください」と申し上げる段階ではないことを私は知っています。


しかし、私は真のお父様の摂理的計画にしたがって最善の方法を動員し、ルーシェルの末裔を全滅させる掃討作戦のために、努力し続けるつもりです。真の御父母様が私に、私の罪と与えた傷を蕩減するための名目を下さるならば、喜んで受けます。私はその蕩減が終わる日までいかなる苦痛も甘受します。


ルーシェルは原理を通して蕩減復帰摂理の事実を知っています。私が蕩減することにより蕩減復帰摂理が短縮され、神様と真の御父母様の摂理的計画が成就されるならば、私は今後それを甘受し、人類が受けるべき蕩減のすべてをこのルーシェルが代わりに受けます。


真の御父母様、私に蕩減の名目を下してください。


真の御父母様、お父様の愛と哀れみの御手の前に、千拝万拝して慶賀をお捧げし、地上で千寿万寿を享受されますようお祈り申し上げます。今後ルーシェルの血族と残った残党すべてを未練なく掃討して下さり、八十生涯におかれるすべての苦難の道を清算なさり、歓喜と恍惚と平坦の大道に立たれ、万民の前に救世主、王の宝位にお着き下さい。


罪人ルーシェルが敬礼を捧げてお祝い申し上げます。真の御父母様、万万歳!


  **引用終了**


このメッセージが尋常なものではないということは、まず題名から現れています。ルーシェルが堕落天使ではなく、罪人と表現されているのです。李相軒先生も、このメッセージの本質を感じ取りながらも、ルーシェルの伝えるそのままに表現したのではないでしょうか。


このメッセージによって、ルーシェルとお父様の間だけで理解され、互いに交差した思惑はどのようなものでしょうか。


統一教会が今のような分断という悲惨な状況に陥る前、このルーシェルの回心のメッセージは食口たちにとって、どれほど大きな希望になったでしょうか。壮絶なまでの悔い改めが伝わって来ますし、お父様のために心底から決意して、摂理成就のための歩みを進めてくれるのだろうと思われる内容です。


ルーシェルにおいて、原理の知的理解は神様に匹敵するレベルです。ところが、このメッセージでは「原理を通して蕩減復帰摂理の事実を知っている」と語りながら、「人類が受けるべき蕩減のすべてをこのルーシェルが代わりに受けます」と語っているのです。


堕落において責任を持っていたのは肉体を持つ人間であり、堕落の情念は人間の肉体を経て実感となり、堕落性本性として結実しています。肉体を持たないルーシェルは、自分自身では罪の蕩減などできるはずがないのです。


ルーシェルが蕩減に関わるには、霊的堕落を結んだエバに代わる人物と、肉的堕落を侵したアダムに代わる人物を立てて、その人物たちが同様の罪を犯す環境圏に追い込まなければならないのです。追い込まれた人物が蕩減復帰を成して、神様の親の愛を完成し、そのエバに代わる人物から産み変えてもらわないといけないということになるでしょう。


結局、アダムの立場は真のお父様であり、エバの立場は真のお母様になります。つまり、ルーシェルは真のご父母様によって重生しなければならないのです。


ルーシェルは自分だけで蕩減復帰できるものは何もないということです。人類始祖堕落以降に侵したあらゆる罪も、結局、地上で生きる人間が蕩減復帰しなければなりません。そのルーシェルが、人類の代わりにすべての蕩減を受けると言っているのですから、これだけでは茶番です。ところが次の一文で茶番から、真のお父様への脅しに変わるのです。


「真の御父母様、私に蕩減の名目を下してください。」


ルーシェルは、人類始祖の堕落を蕩減復帰するための、名目をくれと言うのです。名目とは表向きの理由ということです。


人類始祖を堕落させたルーシェルの罪を蕩減復帰するには、エバに代わる人物とアダムに代わる人物を立てなければならないのは当然です。エバに代わる人物は、もちろん韓氏オモニに他なりません。そして、アダムに代わる人物は、真のお父様ではありません。サタンは真のお父様を讒訴できる条件など何も握っていないのですから・・・。ゆえに、当時、孝進様に代わって、長子の位置に立った顕進様ということになるのです。


統一教会のアベルカインは崩れ去り、メシヤが立つ基台が揺らいでいたのです。まんまと全食口の面前から内部に入り込んだサタンは、真の家庭が蕩減するべきだとお父様に讒訴をぶつけてきました。だからルーシェルは、うわべでお父様の前に頭を垂れながら、内心では唾を吐きかけ罵声を浴びせたのでした。


「お母様と長子を堕落させる権限を、俺に与えざるを得なくなったな!」


「名目を下してください」とはこのような意味なのでしょう。この事に気付いて全文を読み直すと、メッセージ全体が真のお父様と人類への、強烈な皮肉が込められているものだと分かってきます。メッセージでは「自分達の勢力が強大であり、数的に優勢なので自分達が勝つと固執しています。」と自分たちの勢力が強大であることを強調しています。


お母様と長子を自らの手中に入れることに対して、絶対的な自信の込められたルーシェルのメッセージとなっていたのです。もうすでにこの時から、真のお父様とサタンとの火花が散るような霊的決戦が始まっていたと言えるでしょう。

このルーシェルの挑戦状としてのメッセージが公開されるに先駆けて、すでにルーシェルの意志を感じ取っていたお父様は、1999年10月15日の予言的御言を語らざるを得なくなりました。


  **抜粋引用**


そのような意味から、先生の家庭までもサタンが侵犯できるよう全て許可してやったというんだね。それで、ありとあらゆることが起きたよ。孝進を見れば、孝律の顔を殴り、「あいつ、殺してやりたい」と息子たちは皆、そう言うんだね。孝進は「あいつを殴り殺さなければならない」と言い、皆が、顕進も国進までも「ろくでもない輩は殴り殺さなければならない」と。「盗賊の奴らめ、誰も信用ならない」と。そう言うんだね。それは自分の思いではないんだね。


 み旨のため、最も近い側近が裏切るのです。先生の息子の中からも裏切る者が出なければなりません。「先生を殺す」と、「売ってしまおう」というようにです・・。なぜそうなのかといっても、それは仕方がありません。皆、裏切るので、打たれて奪ってくる方法において、悪が善を打ったことを蕩減復帰するようになれば、それによって、その根が引き抜かれるというのです。


  **引用終了**


真の家庭の真のお母様にも子息様方にも息女様方にも、これまでに増して強力な、サタンの攻撃を許さざるを得なくなります。湧き上がる情念は、自分の思いではないというのです。その情念に真の愛で打ち勝てるかどうかの、自分自身との戦いが現れるようになるのです。


その12日後の10月27日に、顕進様と国進様のお二人と、亨進様を繋ぐ役割を担うはずの栄進様を、再堕落したサタンは打ってくるのです。本然のアベル中のアベルの心情を持ちながら、亨進様に対しては本然のカインとなるべき栄進様が失われ、真の家庭におけるカイン・アベル一体化は地獄の道を通過せざるを得なくなるのです。


  **「極秘戦略の全貌」より抜粋引用**


このルーシェルのメッセージにおいても、金考南の「神様が回心したルーシェルを抱きしめ、僕でありながら人間を主管して来た苦労を慰労した」などという「でまかせ」にも、私たちは実にあっさりと騙されてきたのです。


いまこそ、霊性の眼を開いて、サタンが何処にいてどんな謀略を仕組んでいるのかを知らなければなりません。また、神様は何処にいて、私たちを救うためにどのように働きかけてくださっているのかを理解しなければなりません。



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