愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

堕落前の神様の聖霊の働きを知れば六マリアの蕩減の秘密まで解けて行く!でも、まだ書きません!

先回記事末部より


「神と被造世界とは、性相と形状との関係と同じく、内外、原因と結果、主体と対象、縦と横など、二性性相の相対的な関係をもっているのである。」


神様の創造物である全ての個性真理体は、創造し終えたら神様との関係が切れてしまうのではなく、永遠に心情エネルギーによって存在する力を得ます。地上界の万物は時間の流れにより、消滅しても、それを形成していたエネルギーは、再び別の万物を創り出します。それら全てに神様の心情が込められ、愛によって主管されているがゆえに、神様と被造世界は、人間の心と体と同じく、聖霊の働きにより人間の体における神経系のように繋がり合っているのです。心情が込められたエネルギーであり、神様は常にそれを真の愛で主管されているがゆえに、神様の御霊の働きとなり、聖霊の働きと言えるのです。


私の生心と霊体は、神様から独立し、自由と責任において自立していますが、私を存在させ成長させ生かしてくれているのは、神様の愛によって主管されている聖霊の働きによるものです。ですから、私の喜びも痛みも苦しみも、神様は同じように感じ取っているのです。他の全ての人々の心も同様です。夜の神様と私たちが本然の相対基準を結べるようになる時に、そこに真の愛のネットワークが繋がるのです。


それがミクロコスモスを形成します。


  *****


韓国語の『原理講論』では聖霊と聖神を区別して記述されていますが、日本語訳ではどちらも聖霊として記述されている事はすでに紹介しました。


統一原理では、イエス様が十字架上でのサタンとの闘いで、肉体は奪われましたが、霊的には勝利されて「霊的真の母」を迎えることができたことを解き明かしています。聖神と言う表現は、イエス様の相対としての「霊的真の母」として活動を呼んだものだと言えます。それは男性格主体であられる夜の神様の霊の働きには違いありませんが、胎中転換に関わった女性たちによる蕩減復帰と、イエス様の復活を信じて回心した女性たちの蕩減によって復帰され、地上界に対して活動できるようになった神様本体内の女性性相としての霊の働きと言えるでしょう。あくまでも夜の神様の働きであり、違う人格的存在ではないのです。


それに対して、女性性相も備えた男性格主体としての神様御自身としての霊の働きを、韓国語原理講論では聖神の働きに対して、聖霊の働きとしているのでしょう。


また、聖書を見ると、「聖霊」という言葉が出てくるのは新約聖書からで、旧約聖書では「神の霊」や「主の霊」という言葉が使われています。このことから私が伝えたいことは、男性格主体としての夜の神様として被造世界に働きかける時に「神の霊」の働きとされるという事です。イエス様の十字架上での霊的勝利によって迎えた「霊的真の母」としての働きを聖霊と呼ぶのがふさわしいだろうという事です。しかし「神の霊」という呼び方については、将来においてもっとふさわしい呼称が出てくるべきだろうとも思っています。


韓国語原理講論では「聖神」とされ、日本語訳では「聖霊」と表現されている「霊的真の母」としての聖霊は、蕩減復帰されたものだと書きました。つまり、人類始祖が堕落するまでは、エバの女性としての成長を導いていた神の女性性相としての霊の働きがあったということです。


そこで、人類始祖が堕落する前の、神様の霊の働きを知ろうとすると、手掛かりは創世記の第1章第1節に「神の霊」という聖句が出てきます。それから第2章までが、人類始祖の堕落前の記録という事になります。


1:1はじめに神は天と地とを創造された。 1:2地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。


第2章の最後の聖句が次になります。


2:24それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。 2:25人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった


第1章2節に「水のおもて」と表現されていますが、聖書の翻訳者たちによって「水」と訳された「ハマーイム」というヘブライ語には、「精子」という意味もあるのです。このブログの初めの記事である

で詳しく説明していますが、実は聖句の「水」を「夜の神様、昼の神様」のみ言の観点から訳せば、神様の精子の基となる「夜の神様の無の状態」を現すものとなるのです。


つまり、神様の精子から誕生する人類始祖が結ばれ合うまでの過程を記録したものこそ、創世記第1章第2章の聖句なのです。


その神様の精子の基から、神様の愛の対象としての光となる人類始祖を誕生させるために、神様は「光あれ!」と叫び、神様の霊の活動が始まったという事になります。それが、どんな活動であったのかを紐解けば、堕落前にエバに対して働いていた神様の女性性相としての霊の働きが浮かび上がって来るのです。見えてくるのです。


※この記事は4回前の記事

から読んで初めて理解できるものとなります。


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