愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

この事が人類の未来の為にどれほど重要か、堕落して生まれた私たちには誰も分からないだろう!

先回記事末部より


人類始祖が生まれるまでの被造世界の創造においては、神様から発動された心情エネルギーの主要な働きをする「万有原力」によって、自動的に創造の御業が展開していました。


しかし、アダムがその生命を持ったその時から、夜の神様はアダムの生心の感覚機能を用いて、アダムと同じ体験を実感して行くことになるのです。さらに、エバが誕生すると、その兄妹としての授受作用から、神様は自分に内在する女性性相を、エバの成長を通して実感として感じ取っていくようになるのです。


それまでは、神様本体の本性相に女性性相は内在していましたが、女性性相を主体として働く心情の実感は、女性として生まれたエバを通して初めて体験するものとなるのです。それまでの神様は、対象である被造世界に働きかける時、男性格主体としての神の御霊として働くしかありませんでした。


ところが、エバの成長と共に、神様本体の女性性相を主体とした働きも被造世界に対して可能になっていくので、神の御霊の働きに対して、より女性性相を主体とした聖霊として活動できるようになると言う事になります。


それで、アダムとエバが堕落することによって、神の御霊としての働きと、聖霊としての働きはどうなったのかという事が鍵を握ることとなるのです。


  *****


人類始祖が誕生するまでの被造世界の創造は、夜の神様自身の発動する心情エネルギー、聖書の聖句の表現からすれば「神の霊」によって行われました。一端発動されれば、心情エネルギーの創造における主たる要素である「万有原力」が、「どこにでも遍在する原力として、すべての存在に形態を与え」ていくのです。夜の神様が構想し構築した創造原理のプログラムにより、自動的に行われ、136億年の歳月をかけて人間が生存できる環境を創り上げました。生存できるだけではなく、神様の愛が伝わり、心情が育まれるように、すべての象徴的個性真理体を緻密なまでにデザインし、存在する意義を与え、神様の愛と心情を溢れるほどに込めたのです。


神様の創造の業を書き込んだ創世記の第1章の初めの部分に、次の聖句が出てきます。


1:3神は「光あれ」と言われた。すると光があった。 1:4神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。 1:5神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。


太陽が創造されたと理解される聖句です。ところが、第1章の中ほどに次の聖句があり、再び太陽と月が創造されたと表現されます。


1:16神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。 1:17神はこれらを天のおおぞらに置いて地を照らさせ、 1:18昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。


原始太陽は今からおよそ46億年前に誕生したと言われており、地球はその1千万年後に誕生したと言われています。その地球に、最初の原始生命が現れたのが39億年前で、39億年前に光からエネルギーを吸収するバクテリアが登場します。


そして27億年前になると、地球に強い磁場が出来、宇宙から降り注ぐ有害な粒子をさえぎるようになる光合成を行うシアノバクテリア(ラン藻)が登場し、コロニーを作って酸素の放出を始めるのです。この放出された酸素が、やがてオゾン層を形成していくようになります。


このオゾン層について、国立天文台が編纂する「理科年表」のオフィシャルサイトの記事「オゾン層がなくなるとどうなるの?また再生できるの?」より抜粋引用します。


  **引用開始**


46 億年前に形成された地球に初めて生命が誕生したのは、約 35 億年前といわれている。それは海の中であった。そしてその生命が陸上に進出したのは、それから実に 30 億年以上も経た、今から約 4 億年前のことである。熱い火の玉として誕生し、とても生命など住める環境でなかった期間も含めて 10 億年で生命が発生したのに、またいったん水から上がった生命が 4 億年でこれだけの大進化を遂げているのに、水中から上がるだけで 30 億年かかったのはいかにも遅い気がする。


水から上がれなかった理由の 1 つは、有害紫外線のせいである。地球の生命の基本である核酸は、波長 0.25 ~ 0.27 μm の紫外線を浴びると破壊されてしまう。地球が誕生してから 40 億年の間、この有害な紫外線が地表に降り注いでいた。この紫外線を防げたのは、深さ 10 m 以上の水中だけであった。しかし水中の生物、とくに大量のラン藻類が長期間にわたって酸素を出し続けて、まず水中に、続いて大気中にと次第に酸素を蓄積していった。そしてついに成層圏にオゾン (酸素原子 3 個でできた気体)層が形成され、紫外線がオゾンに吸収されて地表まで届かなくなったので、生命にとってやっと水から出て陸へ上がる環境が整えられた。


  **引用終了**


46億年前に太陽が創造され、続けて地球と月が誕生し太陽系が形成されました。その時から夜と昼は存在しましたが、地上を「つかさどる」ことのできる光ではなかったのです。ですから生命は水中で誕生し繁殖しました。その水中で大量繁殖したラン藻類の光合成により、大気中に酸素が蓄積され、オゾン層が形成されたということです。このようにして、太陽の光は地上に生命を育むことのできる生命のための光となったのです。そこで初めて太陽の光は、聖句においては「つかさどる」と表現された光となったのです。その光を受けて照り返す月の光も同様といえます。


夜の神様は、地上で生命体が呼吸して生きることのできる環境を造り上げるために、水中に生命体を誕生させてから30億年もの歳月を必要としました。


人間の肉体の生命は、呼吸をして食物から得た栄養を取り続けることによって成長維持されますが、霊体を成長維持するためには生素と生力要素の授受作用が必要でした。


**原理講論から抜粋引用**


第1章 創造原理 第6節 人間を中心とする無形実体世界と有形実体世界(2)より
霊人体は人間の肉身の主体として創造されたもので、霊感だけで感得され、神と直接通ずることができ、天使や無形世界を主管できる無形実体としての実存体である。霊人体はその肉身と同一の様相であり、肉人を脱いだのちには無形世界(霊界)に行って永遠に生存する。


この霊人体は生心(主体)と霊体(対象)の二性性相からなっている。そして生心というのは、神が臨在される霊人体の中心部分をいうのである。霊人体は神からくる生素(陽性)と肉身からくる生力要素(陰性)の二つの要素が授受作用する中で成長する。また霊人体は肉身から生力要素を受ける反面、逆に肉身に与える要素もあり、我々はこれを、生霊要素という。


  **引用終了**


神様からくる生素は、神様の愛とみ言と教えられてきました。肉身は空気を呼吸して生存しますが、霊人体は神様の愛を呼吸して生存するようになります。


神様は被造世界の創造過程において、人間の喜びの為に愛の限りを込めました。しかし、その愛は、人類始祖が誕生し、そのアダムとエバが被造世界と授受作用をして、喜びが帰ってきて初めて神様は愛を実感できます。


アダムとエバが堕落することなく神様の祝福を受け、夫婦となり子供を産み、家庭を築き四大心情圏を成就したならば、アダムの生心に臨在する夜の神様も、初めて構想理想に掲げた四大心情圏を実感できるのです。


真の父母となったアダムとエバが成就した四大心情圏を、アダムと共に実感した神様の真の愛は、この被造世界を永遠に存続させ、すべての人類を親の愛・父母の愛で永遠に包み込むものとなるのです。


生命体を地上において活動できるようにするためにオゾン層を築き、呼吸できる環境を造るために、太陽と地球が誕生してから40億年もの歳月がかかりました。ビッグバーンを起点としたならば、130億年以上の歳月がかかったと言えます。しかし、人類が誕生するまでの136億年の期間に込めた神様の愛を基として、その神様の愛を、人間の霊人体を成長存続させるための生素とすることは、アダムとエバの成長期間21年間で成し遂げられるはずだったということです。


人類始祖の責任分担による成長期間は、神様にとっても人類にとっても、今までの私たちの基準からでは想像も出来ないほど重要な期間であったという事です。


次回の記事で、もっと詳しく分かりやすく説明できると思います。


ただ、そのように考えると、亨進様が二代王様となり、四大心情圏を成就した今、二代王様のもとにある私たちは思う存分に霊人体で呼吸できる、純粋な本然の神様の生素に包まれているという事なのです。


この純粋な本然の神様の生素を、霊人体に取り入れて、生心が成長できるようになる方法を学べるようになっているのだという事です。



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