愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

アダムとエバが結ばれる時に聖霊の様相は完璧なものとなり天一国天宙を創り出す!

先回記事重要部分より


アダムは誕生し、両親の愛を受け、自然環境の中で育っていきます。神様もアダムの生心に臨在されながら、アダムが感じ取っていく情感を同時に感じ取っていくのです。そこで、夜の神様が構想した四大心情圏の子女の愛を、アダムと共に実感して行くことになるのです。それは、夜の神様にとっても初めての体験となるのです。


夜の神様は一人で存在していた時は、男性格でも女性格でもない神格そのものです。神格そのものの神様が、愛する対象として構想した女性は、神様の本性相・本形状から対象的要素である本陰性を主要なものとして新しく構想した形象的個性真理体が女性です。この女性が構想されて、神格そのものであった夜の神様は、初めて男性格主体そのものとなるのです。

夜の神様の構想にあったエバが、実際に誕生して成長するようになります。アダムはエバと授受作用しながら成長していく過程で、夜の神様は初めて構想に立てた女性の思考や心情を実感するものとなるのです。


アダムが誕生してから、夜の神様はアダムの生心に臨在されていますが、存在様相自体は、永遠普遍の神様として存在しています。アダムの霊人体にすっぽりと入ってしまうのではなく、アダムの霊人体の感覚機能を用いて、心情的体験を共有していくことになるのです。つまり、アダムが誕生してからの夜の神様が発動する心情エネルギー、聖句の表現で言えば「神の霊」の働きは、アダムの生心が実感した情感や情報もプラスされて発動されるようになるのです。


そのことから、アダムがエバと授受作用して、自由と責任のもとに夜の神様から独立している女性の、思考や感情の動きを実体験していくことになります。そのことにより、男性格主体であった夜の神様にも、女性性相が形成されていくようになります。このことから、アダムは一人でも真の父母と言える存在であり、神様も父母の心情を備えるものとなるのです。だからと言って真のお父様を、真の父母と呼ばず真のお父様と呼ぶように、神様も父母の心情を備えますが天のお父様と呼ぶのです。決して天の父母様では有り得ないのです。


そこで神様から発動される心情エネルギーは、アダムとエバとの授受作用によって、夜の神様自身も女性性相を実感する事から、男性格主体の「神の霊」の働きから、女性性相を主体とした「聖霊」としても働くようになって行くのです。


エバが正しく成長して、アダムを主体として支えて行くようになるほどに、夜の神様から発動される心情エネルギーも、夜の神様が臨在されるアダムを証しする「聖霊」として働けるようになるのです。


  *****


聖霊の存在様相を理解できるようになる大きな鍵が、先回記事の表現の中にあります。


「夜の神様の構想にあったエバが、実際に誕生して成長するようになります。アダムはエバと授受作用しながら成長していく過程で、夜の神様は初めて構想に立てた女性の思考や心情を実感するものとなるのです。」


続いて天聖経の「宇宙の根本」から抜粋引用します。


「人間創造とは、神様ご自身が成長してきたことを実際に再度展開させてきたものです。ここで神様が興味を感じられ、刺激を感じられるのです。人も同じです。画家が傑作品をつくるために絵を描くのは、自分の内的な素性をすべて実際に形状に展開させることです。自分の骨髄の奥深くまで絞り出して投入するのです。」(225-198,1992.1.20)


神様は絶対者として存在していましたが、愛し合える存在になろうと決心した時から成長が始まるのです。さらにまた、愛する対象の成長と共に、親としての新たな発見の連続となるのです。


これまで自分の内に内在していた対象的な本陰性の要素を、主体として立てて構想し誕生させた女性エバが、独自の意志と心情で成長し始めます。そこで夜の神様は、初めて女性という存在の思考回路や心情の流れや動きを実体感するようになるのです。


人類始祖が堕落する前まで、夜の神様はアダムの生心に臨在し、心情実感を共有していました。エバとの授受作用において、どれほど刺激的な体験をしながら、愛の尊さに爆発するような日々を過ごされたでしょうか。


そのようにして実体感された親としての真の愛は、発動する心情エネルギーに込められて、被造世界の全ての万物は輝きを増すのです。それが成長した親としての、本然の神様の霊の働きであり、聖霊としてアダムを真の父・真の父母として証しする源泉となって、全ての被造物から発揮されるようになるのです。


ですから完成し真の母となったエバが、アダムを主体として立てて真の父・真の父母として証しすると同時に、被造世界の万物すべての存在が、聖霊から来る存在エネルギーの故に、そのことを証しようとする存在意義を潜めたものとなるのです。それは霊性によってしか感知する事の出来ないものです。


そのような自然界の光景を、神様は全人類に知らせたくて、まだ未熟な私のようなものに、2014年6月から10月にかけて生き物たちを用いて、堕落前の自然環境を見せてくれて実体験させてくれたのです。様々な種類の鳥が、私の運転する車の前に現れて、挨拶代わりのパフォーマンスを見せてくれます。キツネやタヌキやウサギや猿・熊・カモシカが車の前に現れてくれます。また、2004年2月末から6月にかけて、雲と光を駆使して文字や象徴的な形象を描いてくれて、その前夜に神様から降りてきた啓示が、ほんものであることを証してくれたのです。それらの御業は、生き物自体の意志で行動してくれたわけでは無く、そのように行動したくなる環境を、神様が聖霊の働きにより創り出してくれたので可能になったのです。雲と光で文字や形象を描いてくれたのも同様です。


夜の神様は昼の神様の実体であられる真のお父様の生心に臨在しながら、直接に霊界の天使や善霊に働きかけます。直接に指示命令を下すのは真のお父様ですが、その指示が成就するように、夜の神様は天使や善霊が活動できる環境を、聖霊の働きによって創り出して下さるのです。さらに二代王様に再臨協助されて、地上の人間に働きかけます。それだけではなく、二代王様に再臨協助される真のお父様が、生心でキャッチした情報をもとに、神様本体そのものから聖霊の働きとして、霊界と地上界の全ての存在物に働きかけるようになるのです。


しかし、その神様側のミクロコスモスの働きは、サタンが築き上げたミクロコスモスとの対抗であり、条件の奪い合いによる闘争なので、四大心情圏三大王権を支える私たちが、いかにして神様が働ける条件を蕩減復帰できるかにかかっています。


アダムとエバが成長期間を通過して完成し、神様からの祝福によって結ばれる時、被造世界の万物全てが、天使長をはじめとする天使たちも見守り、祝福の歓声をあげた事でしょう。人類始祖アダムとエバの初夜は、神様が136億年をかけて待ち望んだ聖なる愛の祭典となるものではなかったでしょうか。


それが実現することによって、神様が創造した天宙の様相がどのように完成するのかは、次の記事で書きます。



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