愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

韓鶴子氏も顕進氏も家庭連合幹部・家庭平和協会幹部も誰も教えてもらえなかった愛の呼吸の仕方!

先回記事末部より


たった一人でおられた神様が、自存するための前エネルギーに対して、自分を存在させている愛なのだという概念が生じた時、自分は愛から生まれたと実感するのです。そして愛する対象を得たいという爆発的な心情の衝動力を得るのです。その爆発的な衝動力は、それまでには無かった新しい力である原力となり、創造を展開し、万有原力となって被造世界を創造していくようになるのです。


神様は人間を誕生させ、成長させるために、自らの愛を万物として表現しました。つまり、神様の愛は被造世界を通して現れるのです。そして、統一思想は次のように説明しています。


「万有原力が心情の衝動力と前エネルギーによって形成された原力の延長であるということは、宇宙内の万物相互間には、物理学的な力のみならず愛の力も作用していることを意味するのです。」


被造世界全てと、その相互間に作用している愛の力の作用を、いかにして感じ取れるようになるかが問題だという事になります。


  *****


素粒子によって形成される原子・分子における正分合作用においても、物理学的な力のみならず神様の愛の力も作用しています。今、私が存在している環境を造り上げている全ての万物も、愛の作用で環境を造り上げてくれています。私と出会う人々も、霊人たちも、蕩減復帰自体が神様の愛から来るものなので、全て神様の愛の作用によって結び合わされているのです。


さらに、私と出会っていない人々でさえ、情報網によって心情的な環境を創り上げてくれています。宇宙のかなたの果てまでも、また、感覚できない霊界までも、その存在を知った時点で私を育む環境となります。


すべては神様の愛の作用で繋がり合っており、それを私は心情ネットワークと呼びました。


真のお父様は天聖経には次のように記されています。


愛は、神経のようなものです。私たちが髪の毛1本を引っ張れば、体全体が引っ張られるのと同じように、愛さえ引っ張れば宇宙が引かれてくるし、愛さえ動かせば宇宙がみな和して、回るようになります。」(真の愛・第一章 真の愛というものは)


この愛の作用という神経で一体となって繋がっている被造世界は、男性格主体の夜の神様に対して、形状的な女性格対象の人間の一個体のような完全な有機体です。


この有機体である被造世界の中で、霊界で永生する霊人体を育むための母胎の役割をする宇宙と、真のお父様は一体となって授受作用します。


「私はそのような経験を生涯大事にしまって生きてきました。今も目を閉じれば、いつでも自然と一つになる状態が訪れます。ある人は無我の状態だとも言いますが、私を完全に開放したところに自然が入ってきてとどまるのですから、事実は無我を超えた状態です。その状態で、自然が話しかける音を聞くのです。松の木が出す音、草むらの虫が発する音……。そうやって私たちは友達になります。」(自叙伝から~第一章 草むらの虫と交わす宇宙の話)


真のお父様が自然と一つとなって授受作用するという事は、神様が被造世界に込めた愛を呼吸しているという事です。そこで、私たちが知らなければならない事は、真のお父様が生まれた時から、その生心に臨在されている夜の神様は、真のお父様と共に愛を呼吸しているという事です。


神様も息をします。真の愛の呼吸をされるのです。神様も宇宙の拍子に合わせるので、真の愛を中心に宇宙が永遠に続くのです。ですから皆さんがここまで行ってこそ、神様の呼吸圏内に入って永生するのです。(真の愛・第一章 真の愛というものは)


愛を呼吸するという事は、「生素」を吸収しているという事です。


神様から被造世界の創造の為に発動された愛は、人類始祖が誕生するまでの期間は、天使長をリーダーとする天使たちの心に結実します。天使たちの心と言っても、神様から独立したものでは無く、愛の従者であり僕であるので、神様の前エネルギーに相対基準が造成された愛の次元で神様に帰ってきます。それまで「無の暗闇の状態」にあった神様にとっては、天使たちの感動と賛美はとてつもない励みとなっていたのです。


そこに、人類始祖が誕生してから、神様には何が起こるでしょうか。


神様が被造世界に注いだ愛を、呼吸し始めるのです。真のお父様の生心に臨在され、真のお父様の呼吸に合わせて、夜の神様自身も呼吸されるのです。神様自身が愛から生まれたと悟った瞬間から、神様の成長は始まりましたが、それは構想上での成長です。実際に構想理想として立てた「四大心情圏」において成長が始まるのは、アダムが誕生した時からです。その夜の神様と真の父母様が、四大心情圏において成長し完成して行くシステムが、どのようになっているのかを理解して行こうとしているのです。



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