愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

人生がすっきりします!頭の中でこんがらがっている夜の神様と昼の神様を解きほぐします!

昨日の記事で、「夜の神様、昼の神様」の違いに関するシムソンの簡単な説明」ということで書き始めました。この書き方は、なかなか良いものだと感じました。「夜の神様、昼の神様」を真のお父様から直接学ばれた亨進様は、このみ言を、これまでの原理とみ言においての「歴史的フィナーレ」と表現されました。つまり、真のお父様が生涯において語られたみ言と、統一原理を正しく理解する為には必須のものなのです。


そこで今回の記事では、「昼の神様」の簡単な説明から始めます。


「昼の神様」に関するシムソンの簡単な説明
夜の神様は愛と心情に満ちた神様本体であり、昼の神様とは神様本体の愛と心情によって発動された、創造の御業を実現する神様の見えない手足となるものです。見えない手足と言っても、それは喩えの表現であり、神様本体の愛と心情によって発動された心情エネルギー自体に、創造原理がプログラムされています。その創造原理に従って、エネルギー自体が、それぞれに独立し自立する一つ一つの象徴的個性真理体を創造します。その無数の象徴的個性真理体で形成された被造世界を造り上げますが、それは神様の愛と心情をそのまま表した愛を実体験できる環境となります。その愛の環境を整えてから、「昼の神様」と呼ばれる心情エネルギーの目的としての人類始祖が誕生します。昼の神様の目的は、神様の形象的個性真理体である人類始祖を誕生させ、真の父母として完成に至らせることです。


亨進様が、世界会長に就任された2008年4月に発刊された、「はげ頭と苺」の中にある記述を抜粋引用します。


  **引用開始**


私は、これらのことや物理学の他の多くの原理についても熟考するようになり、自分自身の「霊的蘇生」という領域において必要であった霊感(インスピレーション)を多く得るようになりました。


この研究によって、理解の全く新しい段階が開けてきました。もしも量子物理学が正しければ、宇宙エネルギーというものは存在するということになります。というのは、すべての物質は分子からできており、その分子は電子、陽子、中性子その他の亜原子的存在によって構成されており、そしてそれらは量子によって構成されているからです。今まで、常に耳にしてきた「万有原力」というもの、それはどこにでも遍在していて、すべての存在に形態を与え、しかもそれ自体が形態を与える「存在」であるという、これがまさに正しい概念であったという実証を、初めて認識できる形でかつ明白に見ることができました。これには非常に驚きましたが、しかしまだ抵抗しようとする心もありました。


  **引用終了**


この文章の中で亨進様は、神様から発動される心情エネルギーの形状的な側面に触れています。次の一文です。


「今まで、常に耳にしてきた「万有原力」というもの、それはどこにでも遍在していて、すべての存在に形態を与え、しかもそれ自体が形態を与える「存在」であるという、これがまさに正しい概念であったという実証を、初めて認識できる形でかつ明白に見ることができました。」

とくに「それ自体が形態を与える『存在』」という言葉で表現された万有原力に付与されたプログラムの機能です。天宙を形成するすべての形象的個性真理体及び、象徴的個性真理体を、エネルギーとしての原力自体が構築していくプログラムです。


神様が愛する対象を創造するために「光あれ!」という叫びとともに、夜の神様本体から発動された心情エネルギーです。万有原力とは創造の御業を、神様本体の手足となって進めるエネルギーのことであり、そのエネルギーは組み込まれた創造原理のプログラムに応じて、各々相対基準を結び授受作用し四位基台を形成していくことになります。


このような神様の心情と原力との関係を、統一思想においては次のように表現しています。


  **引用開始**


統一思想:心情と原力
最後に心情と原力について説明する。宇宙万物はいったん創造されたのちにも、絶えず神から一定の力を受けている。被造物はこの力を受けて個体間においても力を授受している。前者は縦的な力であり、後者は横的な力である。統一思想では前者を原力といい、後者を万有原力という。


ところでこの原力も、実は原相内の授受作用、すなわち性相と形状の授受作用によって形成された新生体である。具体的にいえば、性相内の心情の衝動力と形状内の前エ ネルギー(Pre-Energy)との授受作用によって形成された新しい力が原力( Prime Force) である。その力が、万物に作用して、横的な万有原力(Universal Prime Force)として現れて、万物相互間の授受作用を起こすのである。したがって万有原力は神の原力の延長 なのである。


万有原力が心情の衝動力と前エネルギーによって形成された原力の延長であるということは、宇宙内の万物相互間には、物理学的な力のみならず愛の力も作用していることを意味する。したがって人間が互いに愛し合うのは、そうしても、しなくても良いという ような、恣意的なものではなく、人間ならば誰でも従わなくてはならない天道なのである。


このように「心情と原力の関係」に関する理論も、また一つの現実問題の解決の基準となることが分かる。すなわち「人間は必ず他人を愛する必要があるのか」、「時によっては 闘争(暴力)が必要な時もあるのではないか」、「敵を愛すべきか、打ち倒すべきか」というような現実問題に対する解答がこの理論の中にあることが分かる。


  **引用終了**


統一思想でも原理講論でも、夜の神様と昼の神様を分けずに表している神様として解説しています。ですから、「性相内の心情の衝動力と形状内の前エネルギー(Pre-Energy)との授受作用によって形成された新しい力が原力(Prime Force) である。」と記されています。「授受作用によって形成された新しい力が原力である」とありますが、これが「無の状態」の夜の神様においては、自存する為の原力となっていたということでしょう。ですから夜の神様を自存させる力は、生命力というよりも存在力と表現したほうが良いのです。しかし、この存在力というべき原力が、被造世界に個性真理体の存在と生命を出現させていく根本的な原力となって行くのです。つまり、心情と原力は、創造を可能にする力であり、生命を誕生させる原力となるのです。


さらに、この統一思想の心情と原力の説明で重要なところは、次の部分です。


「万有原力が心情の衝動力と前エネルギーによって形成された原力の延長であるということは、宇宙内の万物相互間には、物理学的な力のみならず愛の力も作用していることを意味する。」

神様は愛と心情を基として「創造原理」を構築しました。神様から発動される「心情エネルギー」は、プログラムされた「創造原理」によって個性真理体を創造していきます。神様の愛と心情を基とした「創造原理」によって、被造世界が構築されていくわけですから、創造され存在する全ての個性真理体が、愛によって神様を中心とした関係性を結ぶように造られているのです。


創造の目的は、神様の愛の対象である人間を誕生させることです。その人間の愛の喜びの為に、被造世界の万物を創造した訳ですから、神様を存在させている根本である心情と原力こそ、生命の誕生の基であったと言えるでしょう。そのような意味から、神様の「無の状態」の心情こそ、神様の精子の基となっていると言えるのです。


神様本体から発動される心情エネルギーについての理解が深まると、いよいよ、「昼の神様」と「聖霊」の関係性について説明できるようになるのです。



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