愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

韓氏オモニの分岐点は1995年9月からの120日間祈祷!それでは顕進様と亨進様の分岐点は?

先回記事末部より


いかがでしょうか。お父様の語られていることが理解できましたか?母子協助によって息子娘たちに「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の基準が立ったならば、もはや母子協助は必要なくなるということです。つまり、息子娘が本然の心情基準で独立するということです。母の証を受けなくても、父と心情一体化するということです。


この基準が、1995年9月5日から始めた韓氏オモニと真の子女様方による120日間祈祷条件で立っていたならば、真の家庭の分断は有り得なかったのです。母子協助時代が完結していたならば、「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の心情基準は、「見ることも知ることも出来ないバトン」とならなくても、一人一人の真の子息様、そして全ての兄弟姉妹に体恤できるものとなっていたはずでした。


しかし、韓国人幹部たち・日本人幹部たちに「涙の海の心情圏」の基準が立たないまま、真の母を日本に迎えたがゆえに、真の子息様にも食口たちにも定着できる可能性が立たれたのです。


それゆえ真のお父様は、康賢実先生の証によって伝えられた、「涙の海の心情圏」と表現された日本食口による「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」「見ることも知ることもできないバトン」として受け取ったのです。


時の時に、真のお父様の後継者・相続者・代身者に手渡すために・・・・。


その手渡された者が、どのような体験をしたかを知れば、皆さんにとっては、ようやく「見ることも知ることもできないバトン」の意味が分かるようになるでしょう。


  *****


先回記事で引用した2000年11月11日「父子協助時代宣言」のみ言に、母子協助時代に為すべきことを簡潔に語られた一節があります。


「第一次、第二次大戦を終えて第三次時代へと越えながら、すべてを埋め尽くし、ついに整備されたカイン・アベル圏、聖霊を中心として霊的な準備を連結させて、実体的基準を中心とした再臨主と一つになって、母子協助時代から父子協助時代に転換するのです。そのためには母親がいなくならなければならないのです。それゆえ、蕩減時代の母ではなくて、直接的時代の父が母を通じて生んだ息子が相続することの出来る時代が来るのです。」


母子協助によりアベルカインが一体化すると、聖霊を迎えることができるのです。統一教会・家庭連合の歴代の幹部たちは、アベルカインの解釈を誤り、自らがアベルであり真のお父様の代身だと主張し、カインを支配しようとしてきました。1945年に出発した真のお父様の第一次路程において、洗礼ヨハネ的人物たちが背信し、キリスト教が二千年かけて創り上げてきた「世界的な霊的真の父母を迎える為の基台」を失ったところからの出発でした。つまり、聖霊を失ったところからの出発だったのです。聖霊の証を受けなければ、本当の再臨主の御姿は、心の目を通して見ることができないのです。


「世界的な霊的真の父母を迎える為の基台」を失ったところからの出発となった統一教会幹部たちには、何が背負わされるのかということです。キリスト教が蕩減復帰してきた人類の過ちや、民族の罪を全て背負うようになり、自己の責任分担において蕩減復帰しなければならなくなるのです。洗礼ヨハネのアベルとしての蕩減復帰を背負う歴代幹部たちですから、自己の責任分担で悟らなければなりません。その事について、真のお父様はみ言として語る事は出来ないのです。


韓国人幹部たち、及び日本人幹部たちが自ら悟り、蕩減復帰できるように与えられた摂理期間こそ、1993年10月に16万人女性修練会が始まってから、1997年9月11日に「第四次アダム圏時代宣布」を為されるまでの期間です。


この「第四次アダム圏時代宣布」の御言から重大な本質的核心摂理が浮かび上がってきます。抜粋引用します。


  *****


今日は何日ですか? 9月11日です。今日から「第四次アダム圏時代」が出発します。第一次アダム、第二次アダム、第三次アダムには蕩減が必要でした。しかし、第四次アダム圏時代には蕩減が必要ではありません。そのため、第四次アダム圏時代に入っていくには、安息圏と解放圏が必要です。迫害のない時代に入っていきます。悲しみのない時代に入っていくのです。


  (略)


そのような意味において、今回(9月6日)、栄進君と亨進君の二家庭の祝福が、重要な意味をもつのです。真の父母の家庭の中で、一番最後に生まれた二人の息子が祝福を受けるとき、絶対的に真の父母と一つになったのです。自分という概念がありませんでした。すべてを真の父母に委ねたのです。解放された第四次アダム圏時代の理想家庭が出発してこそ、地上天国が始まるのです。そのためには、すべての祝福家庭が、神様の理想と栄光を顕現する、本然的な家庭の出発をしなければなりません。


地上では祝福を受けた家庭が、真の父母と縦的な関係における第四次アダムの資格をもちます。真の父母を中心とした第四次アダム圏時代は今日から始まるのです。どのようにしてこれを氏族・民族・国家を超えて、世界と天宙にまで連結させるのかということが私たちの課題です。第四次アダム圏時代にふさわしい家庭を築くようになれば、それ以上先生は必要ありません。第四次アダム圏時代に入るとき、はじめて神様と真の父母の安息圏が訪れ、安着できるのです。


  *****


神様の血統は、真の父母となるべきアダムから始まらなければなりませんでしたが、堕落することによって実現できませんでした。そこで、神様の血統も、神様の心情も、勝利した第四次アダムから始まらなければならないということです。


だからこそ、神様の心情の地上界における展開であり、実感となるべき「四大心情圏」は、一人でも真の父母であるお父様から出発しなければならなかったのです。そのような意味において、この時点での「四大心情圏」のみ言は、お父様が語らなければ意義を持たないという事だったのです。


1993年に成約時代を迎え、真の家庭はお父様を中心とする四大心情圏三大王権を成就する時代に入ったのですが、私たち祝福家庭も、四大心情圏を実感できる家庭を築かなければなりませんでした。本然の祝福家庭になるということです。


「私が願う祝福家庭は本然の祝福家庭です。本然でない祝福家庭が、現在の未完成状態にある祝福家庭なのです。これを『条件的祝福家庭』と言うのです。この両者を混同してはいけません。本然の祝福家庭の位置に進むための、条件的祝福を受けた者の道がどれほど険しく、どれほど難しいものであるかを、くれぐれも忘却してはいけません。分かりますか?(「はい。」) 新しい年を出発するにあたり、まずは自分の家庭から整備運動を急がなければなりません。『そうする』と言う人は手を挙げてみなさい。」 (祝福67号 P70 祝福を受けた者達 1986年2月9日 ソウル本部教会)


この『条件的祝福家庭』を、お父様は「天使長家庭」とも語っています。


「今日の統一教会の祝福家庭は長成期完成級で天の側の天使長として結婚した立場です。・・・この家庭は直接、天国に入れないのですが、なぜでしょうか? 現在、祝福を受けていると大丈夫だと思いますが、そうではありません。」 (ファミリー1995年1月 P10)


「なぜ、『家庭教会』が必要かというと、今までの統一教会の祝福は天使長家庭だからです。堕落する可能性がいくらでもあるのです。
なぜ、『家庭教会』か。天使長家庭からアダム家庭に帰らなければ、永遠に地上には天国は顕現しません。・・・天使長の血統をアダムの血統に切り替える復活の理論を知らなければなりません。」
(FAXNEWS106号1994・9・13アラスカ・日本家庭協会特別修練会)


1993~4年に行われた16万人女性修練会は、「天使長の血統をアダムの血統に切り替える復活の理論」を教えるための修練会だったと言えます。


16万人女性修練会の後に32万人男性修練会が行われました。お父様が直接に教えたのは、最初の三回のみ一万六千人に対してであり、後は日本において修練会に参加した者たちが行うようにと願ったのです。それは、日本の祝福家庭全員が四大心情圏三大王権の成就を目指して、氏族メシヤ活動を推し進めることでした。


その祝福家庭全てが、強力に氏族メシヤ活動を推し進めるために、世界基督教統一神霊教会は世界平和統一家庭連合に変わらなければならなかったのです。ですから、世界平和統一家庭連合とは、第四次アダムを中心とした本然の祝福家庭が築き上げる心情組織とならなければならなかったのです。


環故郷しての氏族メシヤ活動の本質はどこにあるかと言えば、天使長家庭が本然の祝福家庭となることです。


1997年9月6日に行われた、お父様の末の真の子息様である栄進様と亨進様の祝福は、世界平和統一家庭連合がお父様の願い通りに基盤を整え、天使長家庭が本然の祝福家庭となって出発をしたという環境圏を、条件的にでも造り上げなければならなかったのです。その為の、歴史上最後のチャンスだったのです。末の子息様の祝福の時を失えば、もはや二度とめぐってくることが無いのは明白な事です。

「第四次アダム圏時代宣布」の御言において、「第四次アダム圏時代には蕩減が必要ではありません。そのため、第四次アダム圏時代に入っていくには、安息圏と解放圏が必要です。」と語られています。何もせずに蕩減が必要でなくなるわけではありません。安息圏と解放圏は天から降ってくるものではなく、私たち天使長家庭が本然の祝福家庭に転換されて、蕩減を終わらせなければならなかったのです。


天使長家庭が本然の祝福家庭になるということは、天使長と人類始祖の堕落で生じた蕩減復帰を、祝福家庭の次元で成し遂げるということです。それでこそ、真の家庭は蕩減を背負うことなく、長子がお父様の後継者として立てるようになるのです。


1997年9月6日に行われた、お父様の末の真の子息様である栄進様と亨進様の祝福の時まで、果たして条件付き祝福家庭である私たちが、本然の祝福家庭と成れていたのかどうかが、後継者を決定する重要な鍵となっていたのです。


つまり、条件付き祝福家庭において、蕩減復帰を全て成し終えて本然の祝福家庭となり、真の家庭が蕩減を背負わなくても良くなるのか?それとも、条件付き祝福家庭が蕩減を果たし得ずに、真の家庭が蕩減復帰せざるを得なくなるかによって、後継者問題は全く違うものとなって行くのが原理というものです。



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