愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

このことを知れば、あなたの心情世界に歴史的革命が起きるでしょう!

先回記事末部より


幹部たちの迷走のゆえに混沌とする統一教会に、「安息圏が訪れ安着できる」要素を、真のお父様がどのようにして見いだされたのか?それを理解するには、私の中でバラバラだった事象を繋ぎ合わせることにより可能になるのです。


康(姜)賢實先生が真のお父様に、日本食口と創り上げた「涙の海の心情圏」について報告しました。真のお父様は「見ることも知ることも出来ないバトン」として受け取ったのです。その時点では、何が何だか理解できないのは当たり前です。


1998年7月の顕進様副会長就任式において、真のお父様は次のように語っていました。


「第4次アダムの勝利圏というバトンを受け渡し、出発したという事実が驚くべきだと皆さん知らなければなりません。」


「第4次アダムの勝利圏というバトン」と表現されて、これが何を意味するバトンなのか分かりますか?


その「意味不明のバトン」は、やがて結果として実を結ぶのです。2007年から翌年にかけて行われた亨進様による日本祝福家庭訪問です。


その関連性が浮かび上がってくると、あなたは真のお父様が遂行されてきた戦略の核心に触れることになります。


  *****


まず、いろいろと説明するよりも、「第4次アダムの勝利圏というバトン」とお父様が表現された原因と結果を明らかにすることが、理解への近道かと思います。


「堕落した人々を中心として、蕩減復帰という最後のページ、サタンの血統を断絶して、きれいに清算したあとに天の直系の子女が家庭を中心として第4次アダムの勝利圏というバトンを受け渡し、出発した」


お父様はこのように語られました。「サタンの血統を断絶して、きれいに清算したあとに」受け渡した「第四次アダムの勝利圏のバトン」と続けているのです。しかし、この部分を語られる前に、世界副会長に就任する顕進様は、蕩減を背負っている上に、供え物だと語っているのです。つまり、世界平和統一家庭連合は中間位置にあるということです。供え物が必要なのは、神様とサタンとの中間位置にある場合だからです。


そして、このみ言の後半では、蕩減を背負った顕進様が勝利するには「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」が必要だと語っています。実は「第4次アダムの勝利圏のバトン」とは、揺るぎない「絶対信仰・絶対愛・絶対服従で神様とお父様を中心として一体化した勝利のバトン」ということなのです。


1993年成約時代に入り、10月から16万人女性修練会が行われ、32万人男性修練会へと進み、四大心情圏が語られ氏族メシヤ活動が望まれました。統一教会から家庭連合への改名がなされ、氏族メシヤ活動を強力にバックアップする心情組織となることが願われていました。その氏族メシヤ活動を通して、条件付き祝福家庭は本然の祝福家庭へと変われる道を、真のお父様が先頭に立ってエバ国家日本において摂理していたのです。その勝利圏をアダム国家から世界的に拡大していく為に、韓国人幹部たちがぞくぞくと日本に派遣されていたのです。


ところがこの韓国人幹部たちが、日本の組織体制の中に飲み込まれて行きます。韓国人幹部も日本人幹部も、真のお父様が否定されたアベルカイン観で、日本の兄弟姉妹を牛耳ってしまいました。真のお父様が失うことのできない摂理的観点から、進むべき方向を示しても、韓国人幹部も日本人幹部もその逆の方向へと進んだのです。サタン的組織体制へと日本教会が飲み込まれていく渦中で、韓国人幹部の中でたった一人、神様の前に善の条件を捧げた人物が現れたのです。その方こそ、康(姜)賢實巡回師(当時)でした。


再度、康賢實先生の著作から引用します。


**「康先生の報告に関する部分」抜粋引用開始**


第四章 世界に御言葉を伝える
▲涙の海を成した日本


その時私は、日本を巡回しながら感じたことが多かったです。日本の食口たちの信仰がどれほど優れて立派なのか感動することが多かったです。自分の人生よりも公的なことを優先する信仰でした。さらには、日本の食口の中で教会に献金をするときに借金をしてする場合もありました。ただちに明日食べるお米がないのに献金をします。歯が腐って治療をしなければならないのに、健康を考えないまま、献金をする食口たちもいました。そんな食口たちを見ると、涙が出ざるを得ませんでした。それで、日本巡回をする時には行く所ごとに涙の海になりました。


ある日、私がお父様に、日本を巡回した結果を報告しながら、「お父様、本当に変です。韓国の食口たちのために祈る時それほど涙が出ないのに、日本の食口のために祈ると、熱い涙がやたらにあふれ出ます」と申し上げました。


 すると、お父様は、「私も、実は日本食口たちには申し訳ない気持ちが多い。可哀相だという思いになる時も多い。自分にある物をすべて献金しても食口たちはむしろ、不足さを感じて申し訳ないと考えているところは、本当にけなげである。韓国の食口たちは、日本食口たちを見るときに、どれほど苦労しているのか、どれほどつらい生活をしているかを分かってあげなくてはいけない。韓国の食口たちは、日本の食口たちがどれだけつらく、苦労して生活しているかが実感できないだろうが、心情的にでも負債を負わないように、分かってあげなければならない」と言われました。


 **引用終了**


日本が母国として公認された本質的条件として、康先生によって表現された「涙の海の心情圏」がありました。ここにこそ、お父様直接教育の16万人女性修練会の「四大心情圏」の結実があると言えます。それは世界に派遣された日本女性宣教師たちも同様であり、この心情圏をもって、お父様御自身が日本を母国として昇格させたことに重大な意味があるのです。この妾としての女性たちの心情圏こそ「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の結実であり、「第4次アダムの勝利圏のバトン」となるものです。


このバトンを受け継いだのは、顕進様ではありませんでした。蕩減を背負い、供え物の立場である顕進様には直接には渡せないのです。世界副会長就任式の一年前の、1997年9月6日の栄進様と亨進様の祝福式の時に、末のアベルである亨進様に渡されたていたのです。夜の神様と真のお父様が、康賢實先生を通して受け取った、最前線に立つ日本食口が創り上げた「第4次アダムの勝利圏のバトン」です。


本来なら、韓国人幹部たち、日本人幹部たちが最前線の兄弟姉妹と、互いの「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」に自然屈服し合い、本然のカインアベルを勝利しなければなりませんでした。日本教会自体が本然のカインアベルを勝利した心情組織となり、1995年9月に真の母を迎えていれば、日本食口が創り上げた「第4次アダムの勝利圏のバトン」は真の母に渡され、1995年9月5日からの真の母と真の子息様による120日間祈祷は、「第4次アダムの勝利圏のバトン」を真の子息様全員が受け継ぐ期間となったのです。


しかし、幹部たちがまったく悟ることができずに、真のお父様がどんなに方向性を示しても、自分たちの主張を通して、日本教会全体を狂わせサタンが讒訴できる組織となってしまったのです。その中で、真のお父様は康賢実先生の報告により、神様の取ることのできる善なる条件「第4次アダムの勝利圏のバトン」を受け取ったのです。それは決して公には出来ないものとなりました。天使長家庭では蕩減復帰ができずに、真の家庭がそれを背負わなければならなくなったからです。サタンにも悟られぬように、誰一人として悟られぬように、真のお父様は末の息子、傷の無い息子に密やかにバトンを渡したのです。渡された亨進様も、まったく自覚のない事でした。


その誰も自覚できない、誰も悟ることのない「第4次アダムの勝利圏のバトン」が真の愛の力を発揮したのは、亨進様が世界会長になった前後の、2007年から翌年にかけての日本祝福家庭の巡回訪問によってです。


その時の亨進様の証を掲載して、今回の記事は終わります。この証が持つ歴史的意義は、顕進様世界副会長就任式のみ言によってすでに語られているのです。その関連性を知れば、あなたの心情世界に革命が起こるはずです。


2010年2月23日になってから亨進様が語られた証しからの抜粋引用です。


 **引用開始**


兄弟姉妹の皆さん、私は日本を20回以上訪れました。食口を訪問し、教会に行き、そこで寝泊まりし・・・日本の教会は本当に本当に小さいんです。日本の精誠を私たちはあたり前と思っていました。私は実際にその人々を直接見るまで考えませんでした。私たちはなんという罪を犯していたのか悟ったのです。


私は教会で生活してきましたが、日本人を笑う人々もいたのを知っています。


「熱狂信者なんだ」「日本人だもの、お父様が言えば、日本人だからね」あたかも熱狂的に信仰することが、日本人の精神性かのごとく、馬鹿にしたりしていました。


でも、違うんです。日本の食口は私たちと同じような人間なんです。皆さん、子どものために貯金してきた教育基金を失いたくないでしょう。日本の食口も同じ人である、生身の人間であるということを理解したとき彼らが、ただ献金が大好きな根本主義的(原理主義的)な熱狂者とみて、完全に彼らの人間性を奪ってきていたのだとわかったのです。彼らも人です。車や家を捧げるとき、泣くほど辛いのです。でも、彼らは捧げるのです。


信仰が偉大だからです。真の父母様がメシアであり再臨主だと信じているから捧げるのです。  彼らこそが統一教会の英雄であり、過去30年間そうして生きてきたのです。(涙をこらえながら)だから、どうしたら日本の食口を励ませるだろうかとした時に、なにができるかと努力したのです。


私たちの中でルールを決めました。日本に行くとみんないつも真の子女に感謝献金をしようとします。(涙を拭く)でも、私たちはその献金を受け取らないと決めたのです。私たちは感謝献金をもらうために日本に来たのではなく、皆さんを励ましにきたのだと。プレゼントは貰いません。プレゼントをもらいに来たのではありません。


ホテルを準備しないでください。私は教会に行きます。教会で寝ます。そして、共に祈り、共に敬拝を捧げ、共に修練し、共に信じていくと(泣きそうになるのをこらえるが、涙が出る。ティッシュで何度か鼻をぬぐう。目が赤い)日本の食口は本当に私の人生を変えました。全ての兄弟姉妹が生きた聖人でした。(たまらず鼻を大きくかむ)


私は悩みました。この生きた聖人たちを霊的に指導する立場にあったからです。最低でも私の何百倍、何千倍もの基準の人々をとても大変でした。


私の目はまだ真の父母様を霊的に見えていませんでした。原理を教え説教しながらも異常なジレンマにとらわれ、身をゆだねるしかありませんでした。この生きた聖人たちに少しでも影響を与えうるならば、お父様、私自身の力からは出てきませんと。


そうして私はさらに激しく精誠と祈りを捧げるようになりました。すると、完全に変貌した真のお父様の姿が見えたのでした。変貌山でイエスが弟子たちの前でモーゼとエリヤを従えながら、自ら本当の姿を現したように・・・。


 **引用終了**


お父様が、顕進様副会長就任式で語られたみ言の一節に次のようにあります。


「ですから神様が願われる家庭において真の孝子、真の孝女、神様の国が存在するようになる時の、真の忠臣、神様の世界の真の聖人、地上天上天国の真の聖子の道理を立てられる伝統の責任を背負って来られる方がメシアの使命であり、完成された成約時代を成していかなければならない真の父母様の使命であったということを皆さんは知らなければなりません。」


説明は次回の記事で・・・。



お父様の心情に迫りたい方はクリックを
↓ ↓ ↓

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭平和協会へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する