愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

真のお父様が本当に語りたかった事、行ってほしかった事を理解している方はどこにいますか!

先回記事末部より


すると「生命の光あれ」との叫びは、138億年前のビッグバーンを意味するものとなり、「光があった」は46億年前に太陽は誕生し、太陽系の形成が始まります。地球は太陽系の形成の過程で45億4千万年前に誕生したと言われています。月もほぼ同じ時期に誕生したと言われています。


つまり、太陽が誕生すると地球も月も誕生し、太陽系を形成したということです。月は地球の周りを回転し、地球は太陽の回りを回転しますから、夜昼はもうその時から地球においては存在したということになります。


しかし、第16節に、太陽と月の誕生を表す聖句が再び登場します。


「神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。」


「光を造り」とありますが、その後に「大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、」とあることによって重要な内容・・・、ただの太陽と月の創造ではない、重要な意味合いが浮かび上がって来るのです。上と下に分けた水の役割です。それについては、次の記事で解説します。


  *****


創世記の第3節から第20節を見て行きます。地球誕生の46億年余りの歴史も見て行きますから、たいへんな長文になります。その長さ以上に、尊い内容が浮かび上がって来ますので、最後まで読んで下さるようにお願いします。


  **口語訳聖書・創世記第1章に「愛の光あれ」を挿入する**


創造前の「光あれ」
(1:3) 神は「愛の光あれ」と言われた。すると愛を実現するための光が現れた。
(1:4) 神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。
(1:5) 神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。


創造開始時の「光あれ」
1:3神は「
(生命の)光あれ」と言われた。すると(生命の)光があった。
1:4神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。
1:5神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第二日である。


1:6神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。 1:7そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。 1:8神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。第三日である。


1:9神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。 1:10神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。 1:11神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。 1:12地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。 1:13夕となり、また朝となった。第四日である。


1:14神はまた言われた、「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、 1:15天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。そのようになった。 1:16神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。 1:17神はこれらを天のおおぞらに置いて地を照らさせ、 1:18昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。神は見て、良しとされた。 1:19夕となり、また朝となった。第五日である。


1:20神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」。 1:21神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた。 1:22神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。 1:23夕となり、また朝となった。第六日である。


**引用終了**


それでは次に、地球誕生から現生人類(ホモサピエンス)誕生までの46億年の歴史を見て行きます。簡潔にまとめられた「地球カレンダー」というものが見つかりましたので、もともとの図表から要点だけ抜き出したものになりますが、見てください。


**引用開始**


地球カレンダー
Calendar of the earth
地球誕生から現在までの46億年の歴史を1年365日のカレンダーで表しました。
我々はどこからきたのか。我々は何者なのか。我々はどこへ行くのか。
その問いを解くためのカギが見えてくるかも知れません。


1月 1日
午前0時地球誕生 ガス状の原始太陽系星雲の中で固体粒子が集まって無数の微惑星となり、それらが合体と衝突を繰り返しながら原始地球となる。
46億年前
1月12日
原始地球に天体が衝突し、地球と月が分離する
1月16日
地殻の形成が始まる。
44億年前
2月 9日
地殻がほぼ固まってきて、陸と海が生まれる。
41億年前
2月17日
原始の海の中で化学反応によってしだいに複雑な物質が作られ、生命の素材となるタンパク質や核酸が生まれる。
40億年前
2月25日

最初の原始生命が誕生
39億年前
3月29日

光からエネルギーを吸収するバクテリアが登場。
35億年前
4月14日

さまざまなバクテリア類が増えていく。
33億年前
5月31日
この前後から地球に強い磁場が出来、宇宙から降り注ぐ有害な粒子をさえぎるようになる
光合成を行うシアノバクテリア(ラン藻)が登場し、コロニーを作って酸素の放出を始める。
27億年前
6月 8日
この前後は火山活動が活発で大陸の成長が進む。
26億年前
6月28日
この前後しばらくの間、地球全体が氷に覆われ凍結する。
7月10日
細胞に核を持つ真核生物の登場。
22億年前
7月18日
大気中の酸素が増えてくる。
21億年前
8月 3日
この前後に最初の超大陸「ヌーナ」が誕生し、その後ゆっくりと分裂していく。
19億年前
9月 3日
この前後から、分裂していた大陸がしだいに集まり始める。
15億年前
9月11日
この前後に超大陸が形成され、その後ゆっくりと分裂していく。
14億年前
9月27日
多細胞生物の登場。
12億年前
10月13日
この前後に、超大陸「ロディニア」が形成される。
10億年前
10月29日
この前後から、超大陸「ロディニア」が分裂を始める。
8億年前
11月 6日
このころから、地球全体が凍結するほどの寒冷化と温暖化が繰り返し訪れる。
7億年前
11月13日
このころ寒冷化が収まって、温暖な気候が続いていく。
11月14日
このころからオゾン層が形成され、有害な紫外線をさえぎるようになる
エディアカラ生物群と呼ばれる大型多細胞生物の出現、骨格を持つ動物も現れる。
6億年前
11月17日
この前後に、分裂していた大陸が集まって南半球に超大陸「ゴンドワナ」が形成される。
エディアカラ生物群が絶滅する…
11月18日
カンブリア紀動物群の出現、生物が爆発的な多様化を始める。
11月20日
魚類の出現。
11月27日
午前4時ごろ、生物の大量絶滅が起こる
浅い海や河口付近に藻類が進出し、湿地にコケ植物が進出する。
11月28日
植物が陸へ上がる 節足動物が陸へ上がる
11月29日
魚類から両生類が分かれて陸へ上がる。
11月30日
この前後から、超大陸「ゴンドワナ」が分裂を始める。
4億年前
12月 2日
午後10時ごろ、生物の大量絶滅が起こる。
12月 3日
大森林が広がる。両生類から爬虫類が分化する。
12月 5日
このころから気温が低下して氷河期に入る
12月 7日
爬虫類が多様化していく
12月10日
氷河期がしだいに収まってくる。
12月11日
この前後に、分裂していた大陸が集まって超大陸「パンゲア」が形成される。
12月12日
海洋全体が極端な酸欠状態となる。
午前2時ごろ、史上最大規模の生物大量絶滅。
12月13日
恐竜時代始まる
最古の哺乳類とされるアデロバシレウス登場。尻尾の短いネズミのような体型で、体長10-15センチほどだった。
12月15日
超大陸「パンゲア」が分裂を始める。正午ごろ、生物の大量絶滅が起こる
12月18日
超大陸「パンゲア」が北と南に分かれる。
12月19日
鳥類の出現。
12月21日
超大陸「パンゲア」から分かれた北と南それぞれの大陸がさらに分裂していく。
12月24日
このころ地球全体が温暖化。
1億年前
12月25日
恐竜が全盛期を謳歌する。
12月26日
午後8時17分ごろ巨大隕石が地球に激突して恐竜が絶滅 ほかの生物も大量絶滅
生き延びた哺乳類の中からリスに似た原始霊長類が登場…
12月27日
哺乳類の繁栄が進む。
12月29日
午前6時ごろ類人猿の祖先となる狭鼻猿が登場。
12月31日
午前10時40分、
類人猿から分かれた最初の猿人であるトゥーマイ猿人が登場
午後11時37分、現生人類(新人=ホモ・サピエンス)誕生。


  **引用終了**


46億年の歴史を簡単にまとめたが、これだけでも創世記の聖句には表現されていない、多くの事象があった事が分かります。そこで、創世記第1章を記すもととなっている、啓示のテーマは何なのかということを考えてみます。夜の神様は「愛の光あれ」と願い、愛する対象を構想しました。その愛する対象には、夜の神様が「愛から生まれた」と実感した体験を、同じように体験させるために、新たな個性真理体の誕生という親子の生命システムを構築しました。


そこで創世記第1章に表された被造世界創造の最初のテーマは、「生命の光あれ」と表現された、愛する対象の生命の、誕生までの創造過程の記録ということになります。


創世記第1章第6節から20節の聖句で、最も重要となる聖句が第16節だと考えています。


「1:16神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。」


この聖句は、光と水と生命の関係において、地上に生命が誕生できるようになるためのターニングポイントなのです。何かといえば、オゾン層が形成されたことを表現した聖句だということです。


国立天文台が編纂する「理科年表」のオフィシャルサイトの記事「オゾン層がなくなるとどうなるの?また再生できるの?」より抜粋引用します。


  **引用開始**


 46 億年前に形成された地球に初めて生命が誕生したのは、約 35 億年前といわれている。それは海の中であった。そしてその生命が陸上に進出したのは、それから実に 30 億年以上も経た、今から約 4 億年前のことである。熱い火の玉として誕生し、とても生命など住める環境でなかった期間も含めて 10 億年で生命が発生したのに、またいったん水から上がった生命が 4 億年でこれだけの大進化を遂げているのに、水中から上がるだけで 30 億年かかったのはいかにも遅い気がする。

 水から上がれなかった理由の 1 つは、有害紫外線のせいである。地球の生命の基本である核酸は、波長 0.25 ~ 0.27 μm の紫外線を浴びると破壊されてしまう。地球が誕生してから 40 億年の間、この有害な紫外線が地表に降り注いでいた。この紫外線を防げたのは、深さ 10 m 以上の水中だけであった。しかし水中の生物、とくに大量のラン藻類が長期間にわたって酸素を出し続けて、まず水中に、続いて大気中にと次第に酸素を蓄積していった。そしてついに成層圏にオゾン (酸素原子 3 個でできた気体)層が形成され、紫外線がオゾンに吸収されて地表まで届かなくなったので、生命にとってやっと水から出て陸へ上がる環境が整えられた。


  **引用終了**


46億年前に太陽が創造され、続けて地球と月が誕生し太陽系が形成されました。その時から夜と昼は存在しましたが、地上を「つかさどる」ことのできる光ではなかったのです。ですから生命は水中で誕生し繁殖しました。その水中で大量繁殖したラン藻類の光合成により、大気中に酸素が蓄積され、オゾン層が形成されたということです。このようにして、太陽の光は地上に生命を育むことのできる生命のための光となったのです。そこで初めて太陽の光は、聖句においては「つかさどる」と表現された光となったのです。その光を受けて照り返す月の光も同様といえます。


オゾン層が形成されるまで、生命は水中で誕生し繁殖しました。これは、創世記第1章第2節に繋がるようになります。


1:2地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。


「水のおもて」と訳されたもとのヘブライ語では、本来は「水の底」であると言われています。この「水の底」とは「無の状態の夜の神様の心情と原力」のことであると、過去記事「神様が誕生した瞬間が見えてくる!」で説明していました。


神様の愛と心情から、すべての生命体が誕生したことを表していることが分かってくるのです。


それではいよいよ、「夜の神様、昼の神様」のみ言と、創世記第1章の聖句が共鳴することによって浮かび上がって来る、真のお父様の本当の実体の様相と、私たちに対する願いの内容に入っていく事になります。


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