愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

でたらめな自分本位の解釈に満ちた郭錠煥氏著作「事必帰正」の配布は霊的毒素を撒くに等しい!

今回のパシセラさん記事「天使が支えたヘリコプター」からの、郭錠煥氏の著作「事必帰正」からの引用です。


  **引用開始**


202ページ


2008年7月19日午後5時、真の父母様と補佐陣と乗務員など16人が乗ったヘリコプターが、台風による悪天候の中を運航中に、不時着する事故が発生しました。


父母様ご一行はこの日の午前9時9分、天正宮を出発してソウルに到着した後、ソウル盤浦のマリオットホテルで家庭連合宣教会の指導者たちと集会を持ち、天正宮に戻る途中でした。ところが、急な気象悪化により、ヘリコプターが清平の張洛山中腹の林の中に不時着してしまったのです。


ヘリコプターは不時着後に、燃料タンクに火が点き火炎に包まれましたが、機体が爆発する前に、父母様を含めた搭乗者16人全員が奇蹟的に脱出し、人命被害はありませんでした。事故直後、父母様は、近隣の清心国際病院に入院し治療を受けられました。
ものすごい衝撃でした。国内外の言論も、リアルタイムで事故のニュースを伝えました。ヘリコプター事故は、生存率が極めて低いと言われますが、機体が爆発して搭乗者全員が生存するというのは奇蹟だったのです。私も事故現場を見て回りましたが、天の守りと言う以外に、「搭乗者全員が無事だったこと」を説明できないでしょう。


私は、この事故を神様の恐るべき警告だと思いました。真の家庭と統一家が本当に一つになるように願う、天の警告のメッセージだったと感じました。


清心国際病院の病室を訪問した3人のご子息、顯進様と國進様と亨進様を立てて、お父様は「兄を中心として兄弟間で互いに一つになるように」と懇切に願われました。國進様は、顯進様の右腕になり、亨進様は顯進様の左腕になれというみ言葉です。お父様もこの事故の原因について何かを感じたので、このように願われたのではないでしょうか。
当時お父様は89歳でした。「一つになれ」というみ言葉は、激励の次元ではなく最後の遺言だったのです。どんな状況でも3兄弟が正しい摂理目標と方向で一つになること、これが真の家庭に賦与された子女様たちの責任分担だったのでしょう。


ヘリコプター事故から3週間後の8月7日、第12回七・八節記念行事が天正宮で開催されました。


お父様は顯進様にこの行事を主管し、お父様を代身してみ言葉を語るようにと指示されました。家庭連合世界会長には亨進様が任命されていましたが、病室で兄弟間の秩序を立ててくださったように、公式的にそれを現わされたのです。


顯進様は「この日を期して、全統一家と私たちの運動が一つの目的とビジョンを中心として、完全に一つになって新しく出発しなければならない」とのお父様のメッセージを、その場に参席した真の子女たちと祝福家庭の代表たちに伝えました。


「一つになれ」というお父様の願いのみ言葉は、2008年12月24日、クリスマスイブの行事の時にも続けられました。


「先生が90歳になる時(2010年)までに自分たちがすべきこと、天の国の何をしなければならないのかということを指示された全てを、皆終わらせなければならないのです。今日も力強い指示をしました。さて、それでは前に立ちなさい。兄を中心として並ぶのです。顯進が中央に立ち、一足後ろに國進は左側に立ち、亨進は、あなたが全体の責任を負うので右側に立ちなさい。兄を中心として、父母様と神様を中心として一つにならなければならないのです。6数が一つになるのです。個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代……」
(『文鮮明先生御言選集』604巻、201ページ、2008年12月24日)


  **引用終了**


2008年4月18日亨進様世界会長就任式において、お父様から真の父母の位置を転換するとまで祈られて、代身者・後継者・相続者となった亨進様に対して、顕進様・郭錠煥氏をはじめとする全食口が、真の父母様に侍る如くに、亨進様御夫妻に侍ることを願われていました。


だからこそ、その二日前の2008年4月16日、お父様は訓読会で次のように語られました。


「今日、この時間を中心として(権威の)命令系統を一つに統一しなければなりません。統一教会全体において世界や韓国を中心として中心が大きくなるから、今後(全部)私がしてきたことを代わりに任せようと思うんだね。今、食口たちの中で信仰面から全ての面において亨進の水準を越える人はいません。分かりましたか?(彼を)任命するのです。」


そのように語られた上で、お父様は郭錠煥氏自身に、亨進様を後継者にすることを3度に渡り確認しているのです。それに対して郭錠煥氏しっかり同意の意志を言葉にしています。

これは2007年12月大統領選出馬拒否の蕩減復帰として、郭錠煥氏は真のお父様に侍ると同様に、亨進様に侍らなければならないという事です。郭錠煥氏は信仰基台を立て、実際に亨進様に侍り、実体基台を立てなければなりませんでした。


しかし、郭錠煥氏も顕進様も、お父様の指示に侍れなかったのです。蕩減復帰は最も過酷な状況で行われます。顕進様は離れた地で、突然に亨進様が世界会長に就任したことを知らされました。それでも、お父様が為されることを絶対信仰で受け入れなければならなかったのです。


郭錠煥氏・顕進様をはじめ、このお父様の為された事を、受け入れられない人々が多く存在したが故に、真のお父様の生命をサタンが取れるようになったのです。


そのような蕩減復帰の失敗によって引き起こされたヘリコプター事故での、死の瞬間に、真のお父様が生命を長らえる為に打った作戦は、またの機会に記述し公開します。


その過程があっての、顕進様・国進様・亨進様が三人そろって、お父様の病室を訪ねての出来事を郭錠煥氏は書いているのです。お父様が語っていない内容を、まるで語ったかのように受け止められる書き方をしているのです。次の部分です。


  *****


『清心国際病院の病室を訪問した3人のご子息、顯進様と國進様と亨進様を立てて、お父様は「兄を中心として兄弟間で互いに一つになるように」と懇切に願われました。國進様は、顯進様の右腕になり、亨進様は顯進様の左腕になれというみ言葉です。お父様もこの事故の原因について何かを感じたので、このように願われたのではないでしょうか。』


  *****


「國進様は、顯進様の右腕になり、亨進様は顯進様の左腕になれというみ言葉です。」とは、お父様は語っていません。逆に郭錠煥氏は、お父様が語られた最も重要な部分を完全無視しています。


「兄を中心として、父母様と神様を中心として一つにならなければならないのです。」と語られる前に、「亨進は、あなたが全体の責任を負うので右側に立ちなさい。」と語っているのです。これは、全てを亨進様が主管するという事ではないですか。このみ言を全く無視して、自分に都合よく解釈しているのです。


顕進様は、自分は蕩減復帰するべきカインの立場であることを、お父様や誰かほかの者に教えられるのではなく、自ら気付かなければならないのです。それまで、真のお父様は長子として立て続け、顕進様が為されることを認め続けなければならないのです。


郭錠煥氏の著作「事必帰正」は、真のお父様の生涯に現わされた「真の愛」を、「無」に帰そうとする霊的毒素がふんだんに盛り込まれているものです。



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