愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

顕進様と郭錠煥氏が「第4次アダムの勝利圏というバトン」の意味を悟れなかったが故の切ない未来!

先回記事末部より


さらに文先生は、宗孫(長男の系統の当主)に関して、以下のように語られています。


父母を復帰しなければ、つまりアダムが完成しなければ、王権が樹立されません。アダムは王子です。エバは王女です。息子は男性として王であり、娘は女性として王女です。その二つが王権を立てるべきだったのです。そうするには四大心情圏の上に三大王権を立てなければなりません。三大王権を立てる時には宗族たちを中心としてすでに三代、4代を経ていくだけに、宗孫を中心として、数百年間、数百家庭が一つにならなければならないのです。王族圏の愛の心情を体恤できなかった人は、天国に入ることはできないのです。」


  **引用終了**


「父母を復帰しなければ、つまりアダムが完成しなければ、王権が樹立されません。」


このみ言の持つ意味を、まったく理解できなくしてしまった、顕進様にとっての過ちの事件があります。その事件こそ、顕進様が真のお父様と方向性を真逆にするようになった原点となります。パシセラさんのこの記事によって、私はそのことを書くことのできる条件を掴みました。感謝!


  *****


先回記事の最後に、次のような意味の文を書きました。


「真のお父様と方向性を真逆にするようになった原点となる、顕進様にとっての過ちの事件を書くことのできる条件を掴みました。」


でも、その前に郭錠煥氏が顕進様を後継者となる第4次アダムだとする主張に、何度となく使われている「第4次アダムの勝利圏というバトン」について考えて行こうと思います。


1998年7月19日顕進様世界副会長就任式のお父様のみ言の一節である「第4次アダムの勝利圏というバトン」が出てくる部分は、次の日本語訳が出ています。


※ホームページ「顕進様の真実」に掲載されている動画「顕進様の家庭連合世界副会長就任式における、真のお父様のスピーチ映像」に日本語訳の字幕から


「堕落した人々を中心として、蕩減復帰という最後のページ、サタンの血統を断絶して、きれいに清算したあとに天の直系の子女が家庭を中心として第4次アダムの勝利圏というバトンを受け渡し、出発したという事実が驚くべきだと皆さん知らなければなりません。」


※ブログ「文顕進様を支持する有志の会」に掲載されている日本語訳から


「堕落した後孫たちの中において、堕落した人々を中心として最後のページ、蕩減復帰という最後のページ、サタンの血統を断絶して、きれいに清算したあとに天の直系の子女が家庭を中心として第4次アダムの勝利圏をこのように受け取ることができるバトンの出発が始まったという事実は驚くべきだと皆さんは知らなければなりません。」


郭錠煥氏の「事必帰正」の記述より

「アダム家庭で神様が第1代なら、アダムは第2代であり、アダムの息子たちは第3代ですが、3代が見られなかったのが堕落であり、3代の歴史を再び起こすためのものが救援摂理であり、復帰摂理の完成ということを考えると、この3代を中心とした天の公的な責任を任命するということは、天宙史的な異変だと思うのです。蕩減復帰という最後のページ、サタンの血統を断絶してきれいに清算した後に、天の直系の子女の家庭を中心として
第4次アダム勝利圏を受け継ぐことのできるそのバトンを、ここから始めるようになったという事実は驚くべきことです」


ネットで確認できる日本語訳は、この3種類の違った表現の訳です。


ホームページ「顕進様の真実」
「第4次アダムの勝利圏というバトンを受け渡し、出発したという事実」
ブログ「文顕進様を支持する有志の会」
「第4次アダムの勝利圏をこのように受け取ることができるバトンの出発が始まったという事実」
郭錠煥氏の「事必帰正」
「第4次アダム勝利圏を受け継ぐことのできるそのバトンを、ここから始めるようになったという事実」


言葉はただ意志や心情を伝える役割ばかりではなく、霊界を動かす力を持っています。言葉で書かれた文章を読む人がいれば、その読む人を通して、その方を協助している霊たちもまた読んでいるのです。読み手の抱く思いを通して、協助霊たちも独自に考え情念を抱いていきます。その情念によって、霊界に動きが生じるのです。


真のお父様は、ただ読み手に意志や心情を伝えるばかりではなく、絶えず、神様とサタンとの霊的条件闘争の狭間でみ言を語っていることを、まず知らなければなりません。


その上で「第4次アダムの勝利圏」とは何なのかと考えれば、すでに前年1997年9月11日に「第四次アダム圏時代宣布」が成されているのです。宣布できる勝利圏が、この時にはすでにあったということです。


  **引用開始**


そのような意味において、今回(9月6日)、栄進君と亨進君の二家庭の祝福が、重要な意味をもつのです。真の父母の家庭の中で、一番最後に生まれた二人の息子が祝福を受けるとき、絶対的に真の父母と一つになったのです。自分という概念がありませんでした。すべてを真の父母に委ねたのです。解放された第四次アダム圏時代の理想家庭が出発してこそ、地上天国が始まるのです。そのためには、すべての祝福家庭が、神様の理想と栄光を顕現する、本然的な家庭の出発をしなければなりません。


地上では祝福を受けた家庭が、真の父母と縦的な関係における第四次アダムの資格をもちます。真の父母を中心とした第四次アダム圏時代は今日から始まるのです。どのようにしてこれを氏族、民族・国家を超えて、世界と天宙にまで連結させるのかということが私たちの課題です。第四次アダム圏時代にふさわしい家庭を築くようになれば、それ以上先生は必要ありません。第四次アダム圏時代に入るとき、はじめて神様と真の父母の安息圏が訪れ、安着できるのです。


  **引用終了**


「地上では祝福を受けた家庭が、真の父母と縦的な関係における第四次アダムの資格をもちます。」と語られ、「真の父母を中心とした第四次アダム圏時代は今日から始まるのです。」と宣言されているのです。


しかし、まだ統一教会・家庭連合には蕩減が無くなるどころか、どろどろの蕩減が渦巻いています。なにゆえに、そのどろどろの蕩減を越えて、第4次アダム圏時代が始まったことを宣布できたかと言えば、栄進様と亨進様の信仰ゆえです。


「真の父母の家庭の中で、一番最後に生まれた二人の息子が祝福を受けるとき、絶対的に真の父母と一つになったのです。」


絶対的に真の父母と一体となった事によって、この二人の子女様が、統一教会・家庭連合幹部どものどろどろの蕩減の環境圏の渦中で、「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の基準を立てた最前線の日本食口たちの条件の上に立つことが出来たのです。


つまり、康(姜)賢實先生一人だけが報告し、神様が取れるようになった「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の勝利基準です。これが、どれほど重要なものかは、顕進様世界副会長就任式で、お父様自身が明確にしています。


「ですから神様が願われる家庭において真の孝子、真の孝女、神様の国が存在するようになる時の、真の忠臣、神様の世界の真の聖人、地上天上天国の真の聖子の道理を立てられる伝統の責任を背負って来られる方がメシアの使命であり、完成された成約時代を成していかなければならない真の父母様の使命であったということを皆さんは知らなければなりません。」


このことを果たすために、真のお父様はエバ国日本の食口たちを自ら教育したのです。その実りが、摂理の本質を悟れない幹部どもの為に水に流されようとしていた時、康(姜)先生のみが食口たちととも心情一体圏を確立し、真のお父様に報告したのです。


どろどろの蕩減環境の中から、ようやく真のお父様が握りしめることが出来た「勝利のバトン」なのです。


ですから、世界副会長就任式の中で語られた「この時代において、私たちが言っているように成約時代に一世代が突入したことを宣布しました。」とは、まさにこの事なのです。いいや、違うという方がいれば、ぜひ他の事が何なのかを教えて下さい。


バトンはリレーにおいて、先の者から後の者へ受け継がれていることを示すシンボルであり、それ以外の意味はありません。すでに1997年9月6日の栄進様亨進様祝福式の時に、このバトンは真の家庭のアベルの位置についた亨進様に渡されていたのです。それを条件に「第4次アダム圏時代宣布」は為されたのです。しかし、受け継ぐべき張本人が現れていませんから、まだ、リレーはスタートしていないのです。


その受け継ぐべき張本人こそ、真の家庭のカインの中のカインとして立った顕進様であり、1998年7月19日の世界副会長就任式は、真の子息様の中で、最終的にバトンを受け継ぎゴールに至るアンカーとしての就任式だったのです。


これで、バトンを受け継ぐリレーのメンバーがそろったので、リレーはここから出発されたのです。亨進様から栄進様へ・・・、栄進様から・・・・国進様へ、そして国進様から顕進様へ・・・。そしてバトンを繋いでゴールした暁には、顕進様が長子として成し遂げたすべての成功を、末のアベル亨進様を通して神様に捧げることにより、天一国創建の最高の立役者として称賛を受けることが出来たはずなのです。

その道を悟る感性もなく、郭錠煥氏に煽られてしまい、洗礼ヨハネと同様に、人類で最も優れた人として生まれながら、天一国には、今のままでは入れないのです。


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