愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

あなたに流れる日本民族の血と心情が真のお父様の願いを叶え真の家庭を支えます!

先回記事末部より


中臣鎌足は、後に朝廷から藤原の姓を賜り、藤原一族として繁栄を見ることになります。藤原氏が権力を握るために行った事は、藤原の娘を天皇の妻とする事でした。そうして生まれた息子を天皇に即位させるのです。天皇が幼少時や病気、女性の場合に政治を行う人を摂政といいます。天皇が成人後も代わりに政治を行う人を関白といいます。この摂関政治は、866年藤原北家の藤原良房が人臣として初めて摂政に任命されて始まります。


この摂関政治の原形は、藤原鎌足の息子・不比等が作っていたものです。不比等は天皇になる皇子以外は、皇族を下りて臣下とならざるを得なくなる制度を作っていました。その皇子たちが地方の豪族と結びつき、源氏や平家などの武士となっていくのです。藤原氏も源氏も平家も天皇も、聖徳太子一族が滅んで以降、サタンに操られ、一時期は権力を握っても、必ず滅びの道に落ちて行くようになるのです。


摂関政治により、藤原家の陰謀の血統が天皇家に注入されて行きます。その陰謀の血統の結実として誕生した天皇こそ、藤原家を外戚としていない後三条天皇です。後三条天皇は藤原氏を外戚にしていないのですが、その父である御朱雀天皇の母が藤原彰子であり、母・禎子内親王の母が藤原妍子です。つまり、サタン勢力が皇室に送り込んだ母性の血統から生まれた結実の男性こそ、後三条天皇と言うことになるのです。それはサタンの欲望と野望が、藤原氏の女性を通して皇室に入り込んだと言うことになり、聖徳太子の思想とは、まったく逆転した邪悪な結果があらわれるのです。


この後三条天皇の息子が白河天皇となり、藤原氏を抑え親政を行った後、上皇として政治をとり、ここに院政が始まったのです。これまで天皇の母系の尊属にあった政権(摂関政治)が、天皇の父系の尊属の政権(院政)に変わりました。それは政治的陰謀から、武力で抑える歴史への大きな転換を意味したのです。1086年に白河上皇が院政を開始します。五百年前の紀元593年、聖徳太子が和の思想をよりどころとしたのとは逆に、白河上皇は源氏・平氏の武士団を抱え権力の絶対化を進めました。武力による支配は、サタンの思うがままに、欲と恨みの渦巻く世の中のはじまりとなったのです。母国日本の心情育成の道筋が、断たれてしまったかのように歴史は進んでいきます。


  *****


真のお父様は2011年1月の朝の訓読会で、「日本の歴史を紐解きなさい」と語られ、そのすぐ後に、徳川家康西郷隆盛の名前をあげました。


1982年に統一教会に献身した私は、1992年ころから、このままのアベルカイン観で組織が存続していくなら、統一教会は危機を迎える時が来ると思い始めました。


その危機を回避するためには、日本史を研究しなければならないと私は感じ取って、それ以降は日本史を原理的な同時性で紐解くための学習研究を始めたのです。


ですから、2011年1月の朝の訓読会でお父様が発した「日本の歴史を紐解きなさい」のみ言に、強く反応したのです。それまでの20年に及ぼうとする日本史研究が、報われたような思いがしました。


その日本史研究の結実を、まとめたホームページを公開しています。日本に母性の伝統を立てるために、神様がどのようにして日本民族を教育したのか、という観点からのまとめなので、「母性のエキス」と題しています。統一原理を知らない方でも読めるように表現したサイトなので、神側の働きを「天軍」と表現し、サタンの勢力を「魔界」と表現しています。


「母性のエキス―奇跡の日本史、その秘密―←クリックで訪問できます。


真のお父様が「日本の歴史を紐解きなさい」と語られたみ言を、お父様の意図の如くに受け止めた人間は、おそらく世界の中でも、私しかいないのではないかと自負しています。


先回記事の最後の文節に、次のように記述していました。


「武力による支配は、サタンの思うがままに、欲と恨みの渦巻く世の中のはじまりとなったのです。母国日本の心情育成の道筋が、断たれてしまったかのように歴史は進んでいきます。」


聖徳太子に始まる「和の国建国」の「和」は、十七条憲法をよくよく読んでみると、「メシヤを迎える為の基台」を造るための、アベルカインの一体化を意味するものだと分かります。その為には「母子協助」が必要であり、日本民族に善なる母性の伝統を立てることが必要とされたのです。その当時の聖徳太子を中心とした人物の背後で、神様とサタンとの激しい条件闘争が繰り広げられ、重要人物たちはその狭間で動かされるようになります。


その条件闘争の結果が、日本史における五百年周期の同時性となってパターン化してしまいます。聖徳太子が「和の思想」を掲げ、593年に摂政となってから約500年後の1086年に白河上皇が武力で権威と権力を守ろうとする「武力で制圧する国」を造り上げてしまうのです。


しかし、その背後で暗躍するのはサタンです。白河上皇が自分の権威を守るために抱えた平家武士団と源氏武士団が仲違いし闘うようになり、天皇の権威と権力は武士に制圧され奪われ、武将による幕府が実権を握るようになるのです。かつて藤原不比等が、自分の権力を強化するために作った制度ゆえに、皇族から臣下に降りざるを得なくなった皇子たちの後裔こそ、平氏であり源氏であります。その平氏源氏の武将により、天皇は権威と権力の座から降ろされるのです。


力による武将の支配に代わったことによって、日本は親兄弟が血で血を洗う戦国時代へと落ちて行くのです。この分裂の時代を終わらせた人物が、徳川家康です。


徳川家康は、聖徳太子のサタンに奪われた生涯を、蕩減復帰する使命を担わされた人物だったのです。徳川家康は、その行動により外的な面で、聖徳太子の生涯を蕩減復帰しました。その条件を土台にして、キリスト教徒・西郷隆盛は、一本人として再臨主を地上に迎える為の母国を建国しなければならなかったのです。


私たちの体には、神様との深い絆を持つ日本民族の血が流れています。その血と心情が、夜の神様と一体となっておられる真の御父母様と結ばれ重生されるならば、私たちは真の天一国主人として、神の国建国を担う者となるのです。



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