愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

天の父母様という名称がなんともでたらめだと神様自身が吐露しています!講師は間違ってはダメです!

先回記事末部より


「無形の神様が実体の世界を主管するためには実体の体がなければなりません。それがあってこそ見たり聞いたりできるので、神様が実体の体として造られたのがアダムだというのです。」天聖経によって永遠に記録されたこのみ言を、私たちは心の底から理解しなければなりません。


神様は自分が愛し合う対象を得たいと願った心情の動機と、同様の心情の動機を与える親子の生命システムを発想したことによって、真の父母を中心とする四大心情圏三大王権による天一国構想の構築が可能になりました。


神様本体の本性相の内的性相に天一国構想が完成し、外的性相においては自らの存在原理を具体的展開させ、天一国が創建できる環境を創り上げる創造原理が構築されるのです。この構想理想が、神様の本形状である前エネルギー(心の中にある内的な愛)と授受作用して、愛し合う対象の創造の為に原力となって発動されるのです。


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愛し合う対象の創造を願った神様は、千辛万苦の末に、自らの存在原理を応用展開した創造原理を構築し、真の父母を中心とする四大心情圏三大王権による天一国構想理想を完成しました。それは全て、神様の根本である心情が、愛し合う対象を創造するという目的を持つことによって、自らの本性相の内的性相の知情意、及び外的性相の法則性、数理性において、本形状である前エネルギー(形になろうとする愛の力)と授受作用して思考回路をフル回転させる力を得るのです。


その授受作用から喜びと希望が湧き上がり、千辛万苦であった「新生体」の産みの苦しみを克服できたのです。そのようにして生み出された存在こそ、昼の神様です。

夜の神様(神様本体)から被造世界の創造の為に発動される永遠普遍のエネルギーを原力と、統一思想においては名付けられました。しかし、それはエネルギーだけの存在ではなく、創造原理がプログラムされたエネルギー自体が、神様の構想した膨大な無数とも言える象徴的個性真理体と、形象的個性真理体を創り出し生み出す力であるのです。神様の見えない手足としての役割をするのです。


ですから、昼の神様とは夜の神様の心情と意志に従って、見えない手足となって女性格対象の有機体である被造世界を創り上げていく永遠普遍の存在です。この昼の神様の目的こそ、天一国の中心となる真の父母の完成なのです。ですから、真の父母が完成した暁には、真の父も真の母も昼の神様の実体と成るのです。


ここで、原力には形成エネルギーと作用エネルギーがあるという、統一思想の説明を引用します。


第1章原相論 本形状と力
神の創造において、本形状である前エネルギーから授受作用(後述)によって、二つの力(エネルギー)が発生すると見る。その一つは「形成エネルギー」(Forming Energy)であり、他の一つは「作用エネルギー」(Acting Energy)である。形成エネルギーは直ちに粒子化して物質的素材となり、万物を形成するのであるが、作用エネルギーは、万物に作用して、万物相互間に授け受ける力(例:求心力と遠心力)を引き起こす。その力を統一思想では原力(Prime Force)と呼ぶ。そして原力が万物を通じて作用力として現れるとき、その作用力を万有原力(Universal Prime Force)と呼ぶのである。
本形状から授受作用によって形成エネルギーおよび作用エネルギーが発生するとき、愛の根源である心情が授受作用の土台となるために、発生する二つのエネルギーは単純な物理的なエネルギーではなく、物理的エネルギーと愛の力との複合物なのである。したがって原力にも万有原力にも、愛の力が含まれているのである(文先生は一九七四年五月の「希望の日晩餐会」での講演以後、しばしば「万有原力にも愛の力が作用する」と語っておられる。)


ここに説明された「形成エネルギー」について、亨進様が世界会長に就任された2008年4月に発刊された、「はげ頭と苺」の中で次のように表現しています。


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私は、これらのことや物理学の他の多くの原理についても熟考するようになり、自分自身の「霊的蘇生」という領域において必要であった霊感(インスピレーション)を多く得るようになりました。


この研究によって、理解の全く新しい段階が開けてきました。もしも量子物理学が正しければ、宇宙エネルギーというものは存在するということになります。というのは、すべての物質は分子からできており、その分子は電子、陽子、中性子その他の亜原子的存在によって構成されており、そしてそれらは量子によって構成されているからです。今まで、常に耳にしてきた「万有原力」というもの、それはどこにでも遍在していて、すべての存在に形態を与え、しかもそれ自体が形態を与える「存在」であるという、これがまさに正しい概念であったという実証を、初めて認識できる形でかつ明白に見ることができました。これには非常に驚きましたが、しかしまだ抵抗しようとする心もありました。


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神様は人間を誕生させ、成長させるために、自らの愛を万物として表現しました。つまり、神様の愛は被造世界を通して現れるのです。そして、統一思想は次のように説明しています。


「万有原力が心情の衝動力と前エネルギーによって形成された原力の延長であるということは、宇宙内の万物相互間には、物理学的な力のみならず愛の力も作用していることを意味するのです。」

被造世界全てと、その相互間に作用している愛の力の作用を、いかにして感じ取れるようになるかが問題だという事になります。


素粒子によって形成される原子・分子における正分合作用においても、物理学的な力のみならず神様の愛の力も作用しています。今、私が存在している環境を造り上げている全ての万物も、愛の作用で環境を造り上げてくれています。私と出会う人々も、霊人たちも、蕩減復帰自体が神様の愛から来るものなので、全て神様の愛の作用によって結び合わされているのです。


さらに、私と出会っていない人々でさえ、情報網によって心情的な環境を創り上げてくれています。宇宙のかなたの果てまでも、また、感覚できない霊界までも、その存在を知った時点で私を育む環境となります。


すべては神様の愛の作用で繋がり合っており、それを私は心情ネットワークと呼びました。真のお父様は天聖経において、次のように記されています。


愛は、神経のようなものです。私たちが髪の毛1本を引っ張れば、体全体が引っ張られるのと同じように、愛さえ引っ張れば宇宙が引かれてくるし、愛さえ動かせば宇宙がみな和して、回るようになります。」(真の愛・第一章 真の愛というものは)


この愛の作用という神経で一体となって繋がっている被造世界は、男性格主体の夜の神様に対して、形状的な女性格対象の人間の一個体のような完全な有機体です


たった一人で存在していた夜の神様が、愛し合う対象を創造するために構築した天一国構想は、神性格本体としか表現できなかった神様自らを、男性格主体として立て、その相対として女性格対象の被造世界を造ろうとする構想理想となりました。女性格対象として完全な一つの有機体である被造世界は、昼の神様の目的である真の父母が完成した暁にはどのような様相になるでしょうか。真の父母を中心として愛の作用、つまり愛の神経が一体となって繋がります。


そのような真の愛による天一国を実現するために、最初に夜の神様が現出させた存在が昼の神様です。昼の神様の本体は夜の神様であり、昼の神様は本体の意志と心情のままに構想理想実現の為に働く「動きの神様」「摂理の神様」と表現され、本体に対して手足の役割をするのです。そして何よりも、夜の神様と被造世界を繋ぐ、愛の神経の役割をするのです。


ですから男性アダムは、夜の神様そのものとして創造されましたが、女性エバは夜の神様が自らの対象として、全く新たに構想した新生体であり、昼の神様の構想の中に存在するものでした。つまり、昼の神様の実体となるために誕生し、成長完成してこそ、初めて女性という存在が現れるのです。ですから、神様本体の中には、女性という新生体を構想するもとになる要素はありましたが、女性そのものは存在しないのです。女性は被造世界において現れるものなのです。


次回は、より深くまとまった考察となるでしょう。



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