愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

旧態の幹部と原理講師たちの、凝り固まった岩石原理脳では、この記事をまったく理解できないでしょう!

先々回記事末部より


誕生した人類始祖アダムの生心に入った時点から、神様の男性としての成長が始まるのです。構想上の神様が想定した女性格対象として生まれてくるエバが、神様が想定したと同じような愛の行動や心情の動きを取ることになるのでしょうか。独自の心情の動機を与えたいと願っているので、違って当然であり、違わないほうが神様の期待を裏切ることになるでしょう。


神様もアダムもエバも、共に成長するようになるのです。それと、万物の成長、天使の成長はどのような関係性にあるのでしょうか。この女性格対象の被造世界において、アダムとエバが完成するように、被造世界全体を保護圏としなければなりませんでした。その責任を与えられた存在が天使長ルーシェルです。


第三章 復帰摂理歴史と神観の変化 一 旧約時代、神様は天使であった 1.旧約時代は僕の時代であった
 神様は生命の母体です。父母はその子供の生命を育ててくれるというのです。生命の母体であり、愛の母体であり、保護の母体です。生命を保護してくれ、育ててくれ、愛してくれるというのです。それゆえ、幸福はどこから出てくるのでしょうか。保護圏が成立しなければ命が危機にさらされるのです。命が危機にさらされると愛も成立しないのです。今死ぬというのに愛が成立することができるでしょうか。できないのです。それゆえに保護圏がなければならないのです。それで保護圏を造りましたが、保護するのは誰かというと天使長だというのです。アダムとエバは生命の起源であられる神様から生命を受けて、天使長の保護を受けて愛の教育を受けている途中だったのです。


神様は生命の母体と語られています。天聖経でも、神様という表現では、夜昼の神様を分けていませんから、母体となるのは昼の神様です。創り出したのは夜の神様ですから、神様が生命の母体です。愛の母体であり、保護の母体ですが、永遠普遍で形を持たない神様には、実際に保護する事は出来ません。その重要な役割を託され責任を与えられた存在こそ、天使長ルーシェルだったのです。


考えてみて下さい。神様もアダムとエバの誕生と共に成長するという事は、神様にとっても「生素」が必要なのです。それは、どこから来るのでしょうか?


それは、女性格対象の被造世界を、一人の人間のような有機体としている愛の神経と、男性格主体の夜の神様の心情とが、どのように繋がっているのかが分からないと理解できないのです。


  *****


夜の神様は愛する対象に、自立した心情の動機を持たせるために、神様自身が愛から誕生したと実感した体験を、同様の次元で体験できるように、親子の生命システムを構築しました。しかし、永遠普遍の夜の神様が存在する次元では、その体験を味わう事は不可能なのです。そこで考案したのが時空間のある三次元世界である地上界です。そこに生命を誕生させるまでの、被造世界の創造過程を構築したのです。


そのプログラムを、自らを存在させている原力に組み込んで発動した心情エネルギーこそ、万有原力と言われるものです。そのプログラムにより創造の御業を展開する「神の霊」を、目的を中心として呼ぶ時に「昼の神様」と言うのです。働きを指して呼ぶ時は「神の霊」となります。その昼の神様が創造する被造世界こそ、生命の母体となるものですが、その根本にある神様こそ、生命の母体であると言えるのです。愛の母体であり、保護の母体ですが、永遠普遍で形を持たない神様には、実際に保護する事は出来ません。その重要な役割を託され責任を与えられた存在こそ、天使長ルーシェルだったのです。


神様が造った保護圏で、アダムとエバを保護するとはどういう事でしょうか。天使長ルーシェルは、神様が万感の思いで、溢れる心情を込めて造られた自然という教材を用いて、アダムとエバを教育しなければなりませんでした。


真の神様 第2章 神様と創造の役事5)神様が万物世界を造られた目的
③1自然は愛の理想を教えてくれる教材
 祈祷する人は、自然は第1の聖書だといいました。第2ではありません。イスラエルの歴史をつづってきた聖書を見ても、内容を確実に知ることはできません。その内容を見て、先生がどれほど頭を振ったことか、分かりますか。それは占い師の占いのように、耳にかければ耳輪、鼻にかければ鼻輪(韓国の諺(ことわざ:解釈によってどうとでもとれるということ)なのです。現実を逃避するための方便です。ですから事実の内容を判断し、前後の事情を明らかにするのは難しいので、聖書よりも神様の造られた自然の世界が一番だというのです(20-271,1968.7.7)


 子供たちを見れば、子犬だとか、何かの虫だとか、飛ぶもの、動物といった、動くものを中心に好みます。それはどうしてでしようか。本来、人はそのようになっているのです。それがどういうことかというと、人間は、自然世界や、この地球の動きを見て興味をもつということです。もちろん相対基準は違うかもしれませんが、それ 鑑賞することに人間はおもしろさを感じ、興味をもつのです。そうすることで、自分自身の愛の属性をすべて学ぶのです。
 虫たちが生き、昆虫が生き、また動物たちが生きるのを見ると、すべてがつがいになっているのが分かります。このように考えると、
自然とは何かというと、人間一人を愛の対象として、相対理想を教育するために展開させた教材、博物館なのです。(137-21D


天使長が導くとともに、万物自体がアダムとエバの成長を願い、その生殖器の完成の為に貢献しようとするのです。なぜかと言えば、万物自体ではなく、その万物一つ一つを存在させている万有原力に込められた、神様からの愛の作用ゆえです。その愛の作用をアダムとエバが感じとって、心情において万物を通じて神様と授受作用した度合いだけ、生心は愛の作用を「生素」として吸収するのです。


「全万物世界の最終の理想的な吸収の終着点がどこかといえば、男性と女性の生殖器だというのです。」
「男性、女性の愛の器官の細胞が最も精密です。心と体が一つになり、すべての愛の道が通じるその細胞の感情、その世界に元素としてどのように入っていくのかということが、万物、被造世界の目的だというのです。」(天聖経より)


天使長が正しく導いていたならば、アダムとエバの初夜は、男性格主体の神様に対して、女性格対象として創造された一つの有機体としての被造世界全体の願いが、エバの生殖器に結実して、神様自身を包み込むように被造物全体で迎えることになるのです。


そして、天使長はアダムの生殖器を、神様の真の愛を入れる器になるように導かなければなりませんでした。神様の真の愛を入れる器とは、神様そのものの生殖器と言えるまで、アダムを成長させなければならなかったのです。


夜の神様(神様本体)はアダムの生心に臨在していますが、神様自身がアダムを教育できるわけではありません。夜の神様はアダムの霊的五感・肉的五感の感覚器官を共有していますが、アダムの感覚器官を通して、エバと授受作用した四大心情圏の実感が、夜の神様(神様本体)に流れて行きます。これが神様にとっては、人間における「生素」に匹敵するものとなりますが、人間であれば肉身から霊人体に流れる「生力要素」にも等しくなるものです。


原理講論 第五章 復活論 第二節 復活摂理(三)霊人に対する復活摂理
① 霊人たちが再臨復活する理由とその方法
 創造原理によれば、人間の霊人体は神から受ける生素と、肉身から供給される生力要素との授受作用によってのみ成長するように創造された。それゆえに、霊人体は肉身を離れては成長することも、また復活することもできない。


人間にとっては、神様から注がれる愛によって生素を受ける事になりますが、生素とは神様の自体内の内的愛が、対象に向けて発動され愛の作用として働くようになり、愛の対象である人間に吸収されるようになります。神様にとっては人間に与えた愛が、人間に生素として吸収され、愛の行動によって肉体から来る生力要素と授受作用し、一体となった四大心情圏の愛が、神様に帰ってきます。神様の自体内にある内的愛と、アダムの生心の感覚機能を共有して感じ取った四大心情圏の実感が、内的愛と授受作用することにより、この一体となった心情的実感が、神様にとっての「生素」となるのです。


これが直接に臨在しているアダムの肉身に「生霊要素」となって返るわけでは無く、女性格対象である被造世界を存在させている「神の霊」へと循環して行くことになるのです。夜の神様が四大心情圏の実感を得て、男性格主体として成長して行きます。同時に、エバから来た女性格対象としての心情を体恤するほどに、発動する心情エネルギー、つまり「神の霊」は「聖霊」へと変わり、母性を帯びて行くようになります。


万物を存在させている「神の霊」が、母性を帯びて「聖霊」へと変わっていくのです。これが万物における成長であり、天使長も天使も、アダムとエバと神様の成長に準じて、母性の心情を帯びるようになって行くのです。つまり、保護圏を形成して行くことになります。宇宙全体・自然界全体が愛の作用と愛の神経で繋がり、愛の保護圏となり、愛の母体となっていくのです。

成長期間のアダムは、臨在している夜の神様から直接に愛を受けるのではなく、完成するまでは聖霊として注がれる愛により導かれるようになるのです。


記事の題名を、次のように付けました。


「旧態の幹部と原理講師たちの、凝り固まった岩石原理脳では、この記事をまったく理解できないでしょう!」


これは、少しでも理解して欲しいという、神様の願いの裏返しです。多くの兄弟姉妹の心の眼が開き、生心の扉が開くことを期待します。



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