愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

世界中がコロナウィルスで破滅的混乱に落ちようとする時に神様の愛と心情の永遠の基点を刻む!

先回記事末部より


神様が自分を生んでくれた愛に対して、絶対服従したいという心情に包み込まれます。愛と心情が一体となって、永遠普遍の神様を包み込んできたのです。神様は自分が生れ、成長していく過程を、全て同様に昼の神様に創造原理として組み込んでいくのです。構想理想を構築する千辛万苦の過程において、神様が真の愛に目覚めたと同様の心情の動機を、愛する対象に賦与するためには、同じ体験をさせるしか無いことに気付いていくのです。


そこで構想されたのが母胎です。永遠普遍の神様を、丸ごと包み込んできた真の愛でした。真の愛とは、神様の本形状にある絶対対象に立つ内的な愛と、神様の本性相の根本である心情が、愛する対象に絶対服従したいという目的のもとに一体となって発動された衝動と表現されるものになります。


真の愛に包み込まれた神様そのものの存在として男性が構想され、永遠普遍の神様を包み込んで来た内的な愛が、女性として構想されていくのです。


その観点から生命を生み出す男性と女性の生殖器が構築され、創造されていく宇宙の根本となっていくのです。


『女性としてもっているその生殖器官が、宇宙創造の先祖だったという事実を知らなければならず、男性の生殖器が創造の先祖だったという事実を知らなければなりません。これを知らなかったのです。』(天聖経:宇宙の根本 第2章人間創造と愛の理想の完成より)


  *****


神様が「愛により生まれた」と実感し、愛し合える対象を得たいという心情の動機が生じた瞬間の状況を先々回の記事から書いています。


そこから、神様は絶対信仰・絶対愛・絶対服従の姿勢で、創造世界の構想理想を立て始めるのです。創造するであろう愛し合う対象としての相対に、自らと同様の愛の心情の動機を賦与しなければ、神様に対して真の愛で相対に立つことは出来ないのです。


愛によって生まれたと感じ取った神様は、愛に対して絶対服従したいという願望が生じたのです。それは、絶対的対象に立ちたいという願望になります。その対象として生じたすべての要素を、自らの本性相を形成する陰性的要素として抜き出し、自らの相対を個性真理体の女性として構築したのです。神様そのものを男性として構築し、その相対に立つ女性を構築し、互いに絶対服従したいと願う真の愛によって、主体と対象が一体となれるように構築した関係こそ夫婦なのです。真の夫婦です。


その男性女性の互いに賦与された相対的関係を、真のお父様は次のように表現されました。


「わたしの女性世界の相対圏を助けてくれる夫となる相対的条件を持っているのです。その相対的条件が、わたしと関係を結ぶのは難しいので、アダムのあばら骨からエバを抜き出したのです。分かりますか?」


このみ言の前に、「息子を中心として見るとき」と語られていますから、このみ言の主語となっている「わたし」は男性です。男性の心の内の女性世界とは、「愛に対して絶対服従したい」という本然の心情です。その相対圏とは、妻となる女性の事となります。その妻を助けてくれる夫としての相対的条件こそ、神様が愛により生まれたと感じ取った、神様と愛の絶対相対基準に立つ関係性のことです。それを条件として備えて、男性と女性は神様の息子娘として生まれてくるのです。このことが理解できると、神様の息子娘としての「絶対性」というものが、何なのかが明確になってくるはずです。


これらの解説を基とすれば、tomy4509さんが私に提供してくれた『ファミリー』2005.1月号のP.22のみ言の、本当の意味が読み取れてくるはずです。


  **引用開始**


(前半)


それでは、神様に対して分かりますか? 神様はどのようなかたですか? 因縁の主体として人間を考えれば、神様はどのようなかたでしょうか?(「お父様です。」)神様が何ですか?(「お父様です。」)


神様がお父様であり、また神様は、その次には何ですか?(「父母様です。」)神様はお父様なのですが、お父様は父母様でしょう。お父様の次は何ですか?(「お母様です。」)女性側がお母様でしょう、男性側がどうしてお母様ですか? 男性側の話をしているのに、お母様であると言えば、いかれた人ですね。


神様はお父様であり、その次には何ですか? 神様はお兄様でしょう。お兄様です。縱的なお兄様なのです。分かりますか?「お父様」という言葉は、横的な面でお父様なのであって、縱的に見れば、兄弟関係です。


それで、キリスト教では、千年前のおじいさんたちも「天のお父様」と言い、万年後の子孫たちも「天の」何と言うのですか?(「お父様です。」)お父様です。


それでは兄弟の関係ではないですか?はっきりと天のお父様と呼んで、このような心情的一致圏の関係を結ぶためには、その因縁を知らなければなりません。


神様は、お父様であると同時に、お兄様です。どれほど近いですか?その次に、神様はどんなかたですか?愛の主体と対象関係です。相対的関係です。夫と妻の心です。


  (後半)


なぜですか?どのようにしてそうなるのですか?心にも女性的な心があるので、神様の男性的な心と女性的な心を通して関係を結ぶようになり、一体的関係となったその位置に立つようになるとき、天のお父様と天の息子、娘が生じるのではないかということです。分かりますか。


ですから、息子を中心として見るとき、神様はお父様であると同時にお兄様にもなり、わたしの女性世界の相対圏を助けてくれる夫となる相対的条件を持っているのです。その相対的条件が、わたしと関係を結ぶのは難しいので、アダムのあばら骨からエバを抜き出したのです。分かりますか?


二性性相の形象的実体女性分野を中心として抜き出し、アダムと同じ形の主体対象関係なのです。エバには、性相的プラス内容があるので、自然に連結させる関係が結ばれるようになっています。因縁において関係が結ばれるように、男性と女性になっているのです。


ですから、初めて永遠の関係を結ぶのが、夫婦の因縁であるということを知らなければなりません。夫婦関係です。


子女というのは何ですか?子女と言うのは、神様ご自身の完成を願う相対存在です。分かりますか?神様が上下関係と因縁を持とうとすれば、下が喜ぶようにして、初めて上が喜ぶのです。


  **引用終了**


次回の記事では、この記事で説明した「ですから、息子を中心として見るとき、」から始まるみ言の、次の段落を加えた解説をします。


「二性性相の形象的実体女性分野を中心として抜き出し、アダムと同じ形の主体対象関係なのです。エバには、性相的プラス内容があるので、自然に連結させる関係が結ばれるようになっています。因縁において関係が結ばれるように、男性と女性になっているのです。」


すると、より明確に「真の愛の起源」が明確になり、本然の男性と女性の関係性というものが理解できるようになるはずです。



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