これまでの一連の記事を書き続けて来たことによって、昼の神様の実体と成る女性の創造について、その女性という発想が夜の神様に浮かび上がった原点となるものを明らかにすることが出来ました。

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神様だけが存在していた状態から、神様自身が「愛により生まれた」という体験をすることによって、愛し合う対象を創造したいという衝動が湧きおこりました。神様にとっての愛し合う対象とは、絶対的な存在であった神様が絶対的に服従してみたいと思う対象です。対象に対して湧き上がる真の愛に、絶対的に従順になりたい、絶対的に一つになりたいと願うのです。

ですから、愛し合いたい実体対象が先に有るのではなく、真の愛による衝動が湧き上がざるを得ない理想相対としての実体対象を、神様は創造しようとなされたのです。神様は自分の妻となる女性（エバ）を、絶対的神様の理想相対として創造し、自分そのものとして創造した男性（アダム）の肉体と霊人体を着るのです。アダムの肉的五感霊的五感により、自分の妻であるエバを愛することにより、絶対的に従順になりたい、絶対的に一つになりたいという真の愛の衝動が湧き上がるのです。

エバは、神様の「愛により生まれた」という体験から生じた、愛に対して絶対的に服従したいと実感した対象としての心情を、三次元の世界に具現化した実体を持つ存在として造られました。神様の心情の中の、対象に立ちたいと願った分野を具現化した個性体なので「陰性実体」と呼ぶのです。対象的存在として意味での「陰性実体」なので、陽性も陰性も等しく備えているのです。アダムも陽性陰性を等しく備えていますが、主体としての存在なので「陽性実体」と呼ばれるのです。

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この真の愛の起源であり、女性創造の原点と言うべきものを、神様とサタンの前に提示できたことによって、今朝、神様から啓示をいただけました。

１９９７年９月７日亨進様と栄進様の祝福以前において、真の家庭の娘たちも嫁たちも、統一教会の全ての女性たちも、韓鶴子氏と幹部の故に、その尊い愛と信仰をサタンに握られていました。

１９９３年を前後して、韓国人幹部たちが日本に派遣され、日本人幹部たちとともに真のお父様の意に反した組織造りをしました。各幹部たちが、自らを真のお父様の代身と主張し、食口たちの絶対信仰・絶対愛・絶対服従の姿勢を自分の支配下に置いたのです。女性時代だというのに、一人一人が真のお父様に捧げる信仰と心情が、それがどんなに純粋なものであったとしても、幹部たちに利用され歪められるものとなっていたのです。

そしてついに、韓鶴子氏（当時はまだ真の母）が１９９５年９月１４日から２０日まで、日本で講演された期間に、サタンは韓鶴子氏に決定的となる霊的ダメージを与えたのです。韓国人幹部と日本人幹部が造り上げたサタン的支配構造組織の壁がそびえ、日本の女性たちの純粋な信仰と心情が真の母に伝わりませんでした。真の母が見たのは、幹部どもが造り上げた、心情の伴わない虚構の実績であり、偽りの組織構造でした。

真の母は、日本女性の純粋な絶対信仰・絶対愛・絶対服従の聖なる姿と出会う事は出来なかったのです。ここが、韓鶴子氏の真のお父様への反逆の起点となっている事は、「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第１巻に詳しく説明しています。

誰も知らぬうちに、サタンは真のお父様に関わる全ての女性を、幹部たちを通して主管し始めていたのです。

そこで、後継者を立てる摂理は、真の家庭における長子相続から、アベルカインの蕩減復帰摂理へと移行せざるを得なくなったのです。

真のお父様は１９９７年９月の亨進様と栄進様の祝福の時より、サタンの手に落ちていた幹部たちから女性たちを取り戻すための闘いを始めようとされたのです。韓鶴子氏をも「真の母」として取り戻す愛の闘いです。とくに栄進様には重大な使命が託されていました。

誰も知らなかったのです。真のお父様も語れなかったのです。真のお父様と栄進様だけが、心に秘めていました。そうするしか無かったのです。

その栄進様が、真のお父様に代わって、歴史的な恩讐を愛して産みかえる道を行くはずが、その道を韓鶴子氏が断絶させたのです。それゆえに、栄進様は自ら蕩減復帰の極限の峠を越えなければならなくなりました。

栄進様がその極限の十字架に勝利されたがゆえに、その後の真のお父様の「すべて成し遂げた」と言える本質的摂理を開いたのです。

これから、真のお父様の残されたみ言と整合性を合わせ、真意を悟っていく私の闘いが始まります。

神様の誕生と成長について記事にしてきましたが、女性創造の起源を明らかにすることができました。その条件により、私は亨進様と栄進様の祝福以降に、サタンの主管下に置かれてしまった女性たちを取り戻すための、夜の神様と真のお父様の極秘戦略を描写することを許されたということです。

今回のこの記事は、感じ取ることのできる方だけが、何かを感じ取って下されば良いと思って書いています。

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