愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

私たち一人一人の背後に真の家庭を分断させた究極の要因が見えるから愚か者達なのです!

2020年8月9日礼拝



以下は礼拝説教からの抜粋した文章です。説教内容はすべて神様との授受作用において授けられたものです。私自身の思考からは出てこない内容なので、あらかじめ書き綴った内容を読み合わせるという形式での説教です。


  *****


「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第2巻の執筆にかかろうとする時に、神様より次の内容が伝えられてきました。


「また再び、誰からも理解されないところからの出発になるんだよ。」


第1巻を発刊して、多くの方が理解し始めてくださっているので、その意味するところがしばらく分かりませんでした。しかし、二カ月ほど前から段々と明確になり始めました。


夜の神様からの「警鐘」が伝えられてきたからです。神様と真の御父母様の為に、命がけで歩んできた兄弟姉妹たちのこれまでの全路程を、ある意味で否定しなければならないからです。自分はみ旨の為に頑張ってきたと自負する方々から、ことごとく叩かれるようになるでしょう。


第1巻では、1999年10月27日に聖和された、栄進様の摂理的使命を解説しました。天の号令に従った絶対信仰・絶対愛・絶対服従による勝利の真価が、亨進様と国進様に結実していることを描きました。それを表現できたことを神様は条件として取ってくれて、その後、なにゆえに聖和に至らなければならなかったかの、具体的な蕩減復帰の原点になっているものを教えてくれています。


その蕩減復帰の原点とは、真の家庭を分断させ、真のお父様を基元節前に聖和へと追いやった、究極の根本原因へと繋がっていくのです。


その蕩減復帰の原点とは、1995年8月に孝進様御家庭から、サタンが妻と子女様を奪っていったことから明らかにされて行きます。


  **「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第1巻より引用開始**


36家庭の洪性杓(ホン・ソンピョ)と、その妻・柳吉子(ユ・ギルチャ)が、お父様に対して反逆の狼煙を上げるのです。孝進様の妻となっていた娘・蘭淑(ナンスク)を前面に出して、お父様はメシヤではないと、テレビ報道や著作活動を通して訴え出るようになりました。


1995年8月に孝進様の妻・洪蘭淑(ホン・ナンスク)が、5人の子供を連れて文家(真の家庭)から逃亡します。父親で36家庭の洪性杓が、家族ぐるみでお父様に反逆したのです。洪蘭淑はその後、孝進様をもお父様に反逆する道に誘いましたが、孝進様はお父様を裏切りませんでした。


彼女はマサチューセッツ検認裁判所に、離婚と養育費の支払いを求め提訴し、1997年12月に離婚は認められることになります。


1998年9月には、洪蘭淑がアメリカCBS(TV60 Minutes)に出演し、インタビューを受けました。統一教会から脱退した内容、14年間の結婚生活と文家の家族生活への不満について訴えました。このアメリカCBSのテレビ番組には、お父様の四女である恩進様も出演して、洪蘭淑の主張に同調して、お父様はメシヤではないと訴えました。


  **引用終了**


何故に真の御家庭からサタンが妻と子女様方を奪えたかと言えば、統一教会の幹部を通して、統一教会全体をサタンが牛耳ることのできる、間違ったアベルカインによる組織体系を作っていたからです。


アベルカインは、アベルとカインが一体となれば良いというものでは無く、アダムの位置を神側に取り戻すための蕩減条件です。アベルカインが互いに自然屈服し合い一体となれば、アダムが神側に立つことが出来るようになり、アベルとカインはアダムが神と子と聖霊の三位一体の存在であることを実感できるようになるのです。


亨進様が「夜の神様、昼の神様」のみ言を、2012年1月19日に解説され、次のように語られました。


**亨進様のみ言より抜粋引用**


初めて真のお父様が「夜の神様、昼の神様」という漸進的な啓示を下さった時、その表現自体が非常に微妙で理解しづらいものでした。



キリスト教神学では重要な教義があるのですが、その一番目が神様の実体の中に、聖父・聖子・聖霊の三位格が共に存在しており、神様を「超越的存在」として見る「三位一体論」であり、他の一つは、歴史に現れたイエス様の人格を構成する、神性と人性に関する研究である「キリスト論」です。



この二つの教義は互いに性格が異なりますが、この二つをよく理解することが、「夜の神様、昼の神様」を正確に理解するのに非常に重要です。



「夜の神様」は、超越的な神様として全ての万物と時空間が創造される前の「無」の状態、夜の暗闇の状態での見えない神様であり、「有」の状態、時空間の創造後の歴史が始まった後の動きの神様、摂理の神様と呼べるその存在が即ち「昼の神様」です。



天福祝祭を始める前に、真の父母様は私たちに驚くべき歴史の転換点をくださったのですが、それは去る1月8日から15日にかけて行われた「天地人真の父母国民支持世界大会」でした。行事の最終日、お父様は私たちに、ご自身と私たちの違いについて問われ、「私は夜の神様の管理を受け、お前たちは昼の神様の管理を受けているのだ。」と説明してくださいました。お父様は存在論的に、キリストと私たちの違いを非常に明確に決定し、発表されるフィナーレをしてくださったのです。


**抜粋引用終了**


ここではフィナーレと語られていますが、1945年から始まった再臨主の第1次路程において、キリスト教が復帰されていれば、なによりも先に語られたみ言こそ、「夜の神様、昼の神様」のみ言であったはずなのです。つまりこのみ言の中で語られた「私は夜の神様の管理を受け、お前たちは昼の神様の管理を受けているのだ。」と表現された意味が理解できなければ、真の信仰は始まらないし、本然の心情を取り戻すことも出来ないのです。


ですから、小山田氏や周藤氏をはじめとする幹部や講師の方々が、どんなに原理を知り尽くしていると主張しても、霊人体の成長は康賢實巡回師(現真のお母様)と一体となって「涙の海の心情圏」を創った食口たちよりも低かったと言えるのです。私たちはキリスト教を、統一原理がある統一教会よりも下に見てきました。しかし、亨進様と国進様がアベルカインを勝利されて、ようやくしてキリスト教の三位一体の神様と再臨主と聖霊に対する信仰の次元に辿り着けたのです。


キリスト教はイエス様の十字架以降に、復活してアベルの位置に立ったイエス様とカインの立場の弟子たちが一体となったがゆえに、イエス様は本然のアダムの位置を取り戻し、聖霊を迎えることが出来ました。イエス様と聖霊は霊的な真の父母となり、キリスト教を二千年間に渡り導いてきました。それ以降、クリスチャンの聖霊体験を為した兄弟姉妹は、イエス様を神と子と聖霊の三位一体を体現したメシヤとして信じることが出来たのです。


それは、真のお父様がみ言で表現された、「心で分かる」という状態です。三位一体を言葉や理論では説明できないけれど、心では実感しているという状態です。その人自身が、真のアベルカインを蕩減復帰し、心情の上で勝利していなければ、その状態には立てないのです。その状態に立てなければ、真のお父様の為と意識しても、我知らずに自分の意志や理論を優先するようになって行くのです。それが教会の幹部や公職者と言われる方々の状態であり、今も継続しているのです。二代王様のもとに戻ってきても、その状態のまま活動していれば、やがて家庭連合と同じ末路を迎えるようになるのです。


そのような末路を迎える事が無いようにするためにも、神様は私に「誰からも理解されないところからの再出発」と伝えてきたと思っています。伝えられてきた「警鐘」を受け止めて、悔い改めからの出発です。


私たちがどんなに「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」でみ旨に励んでも、その要因を持っているがゆえに、サタンに足元をすくわれ、すべての勝利圏をごっそりと奪われる事になるものです。家庭連合がそうであったように・・・。


二代王様は「偽りの奴ら・・・!馬鹿者達・・・!愚か者達・・・!」と私たちを呼んだ後に、次のように語られました。


「これからは試験が始まります。皆さんが本物であるかそうでないかの・・・」


私たちがほんものの天一国主人になるためには、本然基準の聖霊と相対基準を結ぶことを阻んでいる偽りの要因を知り、受け止め悔い改めなければならないのです。




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