愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

真の愛を生心で呼吸する方法を地上で身に付けて行かなければ天一国には入れません!

先回記事末部より


そして今日の午前3時30分に、神様が臨んで下さり、神様が完成した後に、「生素」がどのような経路で私たちの生心に注がれて来るのか、啓示をいただきました。もちろん、経路と言っても垂直の最短距離なのですが、その距離はゼロといっても良いぐらいでしょう。


図解で分かりやすく説明しようと思っています。少し、お待ちください。


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「聖霊」と「生素」の関係性を知る前に、「聖霊」の前の段階として表現されている「神の霊」について説明して行きます。「聖霊」と「生素」の関係性を知ることができるならば、空気を呼吸して酸素を取り入れるように、生心で神様の真の愛を呼吸して「生素」を取り入れる事ができるようになるという事です。


神様は愛の対象を得るための構想理想を実現するために、夜の神様としての、永遠の存在原理を応用展開した創造原理のプログラムを、自ら発動した心情エネルギーに組み込んだのです。そのプログラムに名称を付けるとすれば、「真の父母を中心とした四大心情圏三大王権天一国構想プログラム」となるでしょう。そのプログラムは、まず最初に、人類始祖が誕生するまでの期間は、夜の神様から独立して独自に働き出し、被造世界を創造していくことになります。


その創造していくプログラムが組み込まれた心情エネルギーこそ、神様の御霊としての働きとなります。つまり神様の見えない手足として、エネルギー自体が万物を創造していくのです。旧約聖書には聖霊という名称ではなく、「神の霊」「主の霊」として表現されています。構想理想上では、神様は男性格主体の神の霊として働きますが、実質的には「神性格本体」の夜の神様の見えない手足としての働きと言えます。


そのことを亨進様は次のように表現されたのです。


「今まで、常に耳にしてきた『万有原力』というもの、それはどこにでも遍在していて、すべての存在に形態を与え、しかもそれ自体が形態を与える『存在』であるという、これがまさに正しい概念であったという実証を、初めて認識できる形でかつ明白に見ることができました。」


そのようにして天使界が創造され、霊界が創造され、地上界が創造され、すべての万物、すべての生物が創造されました。


被造世界の創造の開始から、人類始祖誕生の創造過程の136億年間においては、神様から発動された心情エネルギーの主要な働きをする「万有原力」によって、自動的に創造の御業が展開しました。被造世界の万物を感知する機能を備えていない夜の神様は、天使長ルーシェルをはじめとする天使たちとの授受作用によって、創造の進展状況を確認され、彼らの感動と賛美の報告から力を得て、心情エネルギーを発動され続けました。その愛と心情によって発動され続ける心情エネルギーを、聖書では「神の霊」「主の霊」と書き記しているのです。

神様は愛し合える対象を出現させるために、被造世界を創造しました。その創造の目的は、人類始祖の誕生であり、その男女を真の父母として完成させ、家庭を築き四大心情圏を成就することです。その人類始祖が誕生した時に、次の原理の内容が実現します。


創造原理の最後の項目です。
  
第一章 創造原理 第六節 人間を中心とする無形実体世界と有形実体世界(三)肉身と霊人体との相対的関係
「生心と肉心との関係は、性相と形状との関係と同じく、それらが神を中心として授受作用をして合性一体化すれば、霊人体と肉身を合性一体化させて、創造目的を指向させる一つの作用体をつくる。これが正に人間の心である。」


夜の神様の創造原理がプログラムされた心情エネルギー、いわゆる神様本体の見えない手足と言うべき「神の霊」の働きにより、被造世界は創造されました。その創造の目的として神様の息子娘である人類始祖が誕生する時、神様から独立した創造目的を指向させる作用体が出現するのです。


それまで夜の神様の意志と心情のもとで作用していた「神の霊」が、アダムの生心によって作用する霊体肉体の形象的個性真理体を構成するようになり、夜の神様から独立して存在する作用体となるのです。「神の霊」が私の存在と成長を可能にする「霊人体」を構成するものとなるのです。


ですから、私たちは「神の霊」の働きにより存在し、生かされて活動していますが、夜の神様から独立した作用体として、私自身の霊体として存在するようになっているという事です。


原理講論を手に取って創造原理の最後の項目のページを開いてみて下さい。まさに創造原理の結論として、「創造目的を指向させる一つの作用体をつくる。これが正に人間の心である。」と書かれているのです。


夜の神様が愛する対象を出現させるために構築した、創造原理という構想理想を実現させるために、喜びを得たいという衝動力から、無限なる心情エネルギーを発動させました、その「エネルギー自体(万有原力)が形態を与える存在」(亨進様のみ言)なのです。神様の御業を展開する見えない手足となります。


創造の御業を進めたそのエネルギー(万有原力)は、神様の愛で主管されているからこそ「心情エネルギー」と表現しているのです。エネルギーに組み込まれた創造原理のプログラムは、神様の愛によって構築されたプログラムであるからこそ、すべての万物に神様の愛と心情が込められているのです。


原理講論には、神様と被造世界の関係が次のように説明されています。


第一章 創造原理 第一節 神の二性性相と被造世界(二) 神と被造世界との関係
「ここにおいて、二性性相を中心として見た神と被造世界との関係を要約すれば、被造世界は、無形の主体としていまし給う神の二性性相が、創造原理によって、象徴的または形象的な実体として分立された、個性真理体から構成されている神の実体対象である。すなわち、万物は神の二性性相が象徴的な実体として分立された実体対象であり、人間はそれが形象的な実体として分立された実体対象である。それゆえ、神と被造世界とは、性相と形状との関係と同じく、内外、原因と結果、主体と対象、縦と横など、二性性相の相対的な関係をもっているのである。


神様の創造物である全ての個性真理体は、創造し終えたら神様との関係が切れてしまうのではなく、永遠に心情エネルギーによって存在する力を得ます。地上界の万物は時間の流れにより、消滅しても、それを形成していたエネルギーは、再び別の万物を創り出します。それら全てに神様の心情が込められ、愛によって主管されているがゆえに、神様と被造世界は、人間の心と体と同じく、神の霊の働きにより人間の体における神経系のように繋がり合っているのです。心情が込められたエネルギーであり、神様は常にそれを真の愛で主管されているがゆえに、神の霊の働きとなり、聖霊の働きと言えるのです。


神様の愛の対象となる人類始祖アダムとエバが、それぞれ「創造目的を指向させる一つの作用体」として誕生し、成長するようになると「神の霊」に変化が生じるようになります。エバの誕生によって、男性格主体としての働きであった「神の霊」が、女性性相を主体とした「聖霊」へと変貌していくようになるのです。


私の生心と霊体は、神様から独立し、自由と責任において自立していますが、私を存在させ成長させ生かしてくれているのは、神様の愛によって主管されている聖霊の働きによるものです。ですから、私の喜びも痛みも苦しみも、神様は同じように感じ取っているのです。他の全ての人々の心も同様です。夜の神様と私たちが本然の相対基準を結べるようになる時に、そこに真の愛のネットワークが繋がるのです。


それがミクロコスモスを形成します。人類始祖アダムとエバの誕生と成長は、神様本体から発動される心情エネルギーを「神の霊」から「聖霊」へと変貌させていきます。そして真の父母として完成したアダムとエバを中心とした四大心情圏による真の愛のネットワークを形成するのです。それは人間ばかりではなく、被造世界全体を繋ぐものとなっていくのです。


どのような過程を経て、「神の霊」から「聖霊」へと変貌していくのかは、次回の記事で説明します。



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