愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

真理にベールを被せた「天の父母様」が教団結成!だからこそ、真理の中の真理「真の愛」を証する!

先回記事末部より


あばら骨とは「愛によって包容する」そのものです。対象として立つけれども、主体となるものを絶対的に守ろうとする心情世界であり、これこそ愛に対する絶対服従の対象として立つ女性分野なのです。


そして、真のお父様が語られた次のみ言が実感として理解できるのです。


「二性性相の形象的実体女性分野を中心として抜き出し、アダムと同じ形の主体対象関係なのです。エバには、性相的プラス内容があるので、自然に連結させる関係が結ばれるようになっています。因縁において関係が結ばれるように、男性と女性になっているのです。」


「因縁」とは「神様が愛により生まれた」ことから、「天の息子娘として生まれた」という関係性です。これが生命の誕生による親子関係によって、永遠に神様の血統として繋がることが「相対的条件」となるのです。


  *****


神様は愛により生まれたと実感することにより、愛し合う対象として人間を創造しました。真のお父様は、次のようにも語っています。永遠普遍の神様と同様の、永遠普遍の愛の対象を創造する事も可能でしたが、そのような創造は手掛けなかったと語られているのです。


「天聖経の『真の神様』第1章 神様の本体4)神様は父であられる」から抜粋引用します。


神様が愛することができる相対は、私たち人間しかいません。被造物の中で、神様自身が、また別の神様を造ることはできないのです。どうしてですか。全知全能なる神様なので、神様と同じ、もう一つの神様を造るだろうと、それも可能だと思いますが、神様がそのように造ればどうなりますか。同じ神様がご飯を食べるとき、一緒にご飯を食べ、手入れをするときは一緒に手入れをして、立つときは一緒に立って、ついて回りながらです。


神様が座れば一緒に座り、このように億千万年一緒に行動するならば生きていけますか。考えてみなさい。どんなに気が遠くなるでしょうか。1日もたたずに、目が回ってひっくり返ってしまいます。また、話はどうしますか。話をすれば何日話すと思いますか。三日間ですか。「あれ、あの、同じではないですか!死にそうだ」というでしょう。 


永遠普遍の存在である夜の神様を、愛によって包み込んでくれる対象を、夜の神様と同様の永遠普遍の存在として創造したならばどうなるかというのです。神様が、自らの本性相から、絶対服従したくなるような女性分野を取り出して、主体対象関係とした永遠普遍無限存在の個性体として創造するということです。つまり、夜の神様から独立して、女性として思考し心情が生じる、もう一人の昼の神様として創造したならば、互いの思考や心情が入り乱れ交錯して目が回ってひっくり返るというのです。


ですから、神様の中に男性の性稟と女性の性稟とが、等しく存在する「天の父母様」など、有り得ないという話です。神様の男性格主体としての性稟に内在している、女性分野としての性稟なのです。


もし、愛する対象を、自らと同じ永遠普遍無限存在の昼の神様として創造したならば、自らの意志と心情で活動を始める昼の神様に、夜の神様が体験した「愛による誕生」の境地を、同じように同一次元で体験させてあげることが出来たでしょう。そうすれば昼の神様も、愛する主体に絶対服従したいという無限の衝動が溢れだし、真の愛の心情の動機を備える事が出来たはずです。しかし、それでは神様の自体内で、性質の違う知情意が瞬時に、そして永遠に入り乱れて交錯し、目が回ってひっくり返ってしまうというのです。


でも、もう一つ、重大な事を理解していただくために、夜の神様が昼の神様を、永遠普遍無限大の存在様相で創造した場合、夜の神様と同次元の、「愛により誕生した」という体験が出来ると書きました。そこでまず、永遠普遍無限大の昼の神様ではなく、天使のような一人一人の霊的個性体として創造したならばどうなるのかということです。天使は永遠の生命を持つ存在ですが、普遍の存在ではありませんし、無限でもありません。その個性体として限定された霊的存在が、自らの生命活動を可能にしている「神様からのエネルギー」に包まれたとしても、神様が感じた真の愛の心情の動機は得られないのです。永遠普遍の神様が体験したと同次元の「愛により誕生した」体験を、限定された霊的個性体では出来ないのです。


そして、たとえ永遠普遍無限存在の昼の神様を創造したとしても、「彼女」には体験できない事があるのです。それは、夜の神様が「愛により生まれる」以前には、自分自身が「無の暗闇の状態」であったということです。夜の神様に創造された「昼の神様」は、すでに夜の神様が存在しているので、その体験は絶対的に不可能なのです。


「真の愛の心情の動機」を備える、神様の対象としての形象的個性真理体を創造するには、「無の暗闇の状態」からの誕生と、永遠普遍無限大の愛に包容される体験が、可能になる環境圏を創り出さなければならないのです。男性天使と女性天使を創造したとしても、そこに「真の愛」は顕現できないのです。


そこで夜の神様は、神様の対象となる個性真理体が、360度から愛に包み込まれる体験ができる3次元の世界を発想したのです。夜の神様の真の愛の深層にあるのは、永遠に等しい歳月を「無の暗闇の状態」で過ごして来た創造以前の体験です。それがあるからこそ、無限に溢れ出す愛したい衝動力が発揮されるのです。そこで、神様は人類始祖が誕生できる環境圏を創り出すために、136億年という歳月を費やしました。そして、創造が始まる宇宙のビッグバーン以前には、茫漠とした無の暗闇が広がるばかりです。


そこに人類始祖が誕生し、その生命は神様の血統として、真の愛の伝統を永遠に存続させるようになるのです。その永遠の真の愛の伝統に生まれてくる息子娘たちは、母の胎内に孕まれて生まれてくる体験をすることから、真の愛そのものとなる四大心情圏を、実体験できる成長過程を通過できるように造られたのです。


夜の神様は、自らが実感した「愛により生まれた」体験を、そのまま同次元で体験できる男女の生殖器を構築したのです。しかし、その体験は人間の生命が胎内に孕まれるという体験だけでは、神様が誕生の体験で得た心情の実感を相続する事は出来ないのです。


夜の神様が「愛により生まれた」と実感できたのは、それまで神様の本性相で機能していた知情意に、それまでは意識されなかった内的愛が感応し浮かび上がって来たからです。


先回記事の説明を再度掲載します。


永遠普遍の夜の神様を包み込んでくるものがあるなどと、全知全能の神様でさえ考えが及ばぬことでした。それが、神様自身と完全一体となっているがゆえに、その存在様相を完全に消し去っていた内的愛(前段階エネルギー)が、神様の根本である心情を通して神様の知情意を刺激した瞬間、愛は他のどんな作用にも増して心情の中心点から湧き上がるとともに、神様自身を包み込んでくるのです。永遠普遍で無限の神様をも包み込んでくる愛の偉大さに、神様が目覚め、「愛により生まれた」と実感したのです。


夜の神様が真の愛に覚醒したのは、それまで自体内で一体となり機能していた知情意に、内的愛が感応し刺激を受かたからです。つまり、神様の骨である心情を受け継ぐアダムと、あばら骨である対象としての心情を受け継ぐエバは、内的愛が満ち溢れる「無の暗闇の状態」から生まれた生命体として、無知な状態で生まれてきます。夜の神様が自らの本性相の知情意の機能により、心情から真の愛が湧きいずるようになったように、この無知な心情個性体を教育し、刺激する存在が必要なのです。つまり、知の天使・情の天使・意の天使を創造する事は、夜の神様が愛に目覚めた環境圏を、そのまま3次元世界に展開することになるのです。


段々と心の眼が開かれてくることを感じ取れる方は、神様の前に幸いです。


この人類始祖誕生において創り上げた神様の環境圏は、神様が「愛により生まれた」と実感できた状況を、そのまま3次元世界に再現したものであったのです。それが理解できると、人間と天使が四大心情圏を成就して行くにあたっての関係性をも、理解できていくようになるのです。



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