愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

真のお父様が興南収容所解放直後の悲願が果たされる時が来ました!(真の父母様の本体論より)

先々回記事より


2021年1月より、「お父様の聖霊」は私、シムソン(諸星くると)に「真の父母様の本体論」の具体的なおかつ詳細な解説を与え始めて下さいました。2021年の時点で、言葉として表現できるのは、本質世界の表層的な内容でしか無かったので、入門編として発刊することにしました。


そこで、「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編と題して、2021年12月25日に発刊させていただきました。前半に「絶対性と神様の血統」、後半に「夜の神様昼の神様と霊界システム」の解説を収めました。


この記事では「絶対性と神様の血統」の目次のみを紹介させていただきます。


  *****


今回の記事では、「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編「1.真のお父様が興南収容所解放直後の悲願が果たされる時が来ました!」の内容を掲載します。


  **引用開始**


本然世界に展開する真の父母様本体論入門!(前半)
「絶対性と神様の血統」


第1章 神様の誕生
1.真のお父様が興南収容所解放直後の悲願が果たされる時が来ました!


真のお父様が自ら執筆された原理原本は、1952年5月初めに完成されました。その第1巻に次のような解説があります。


原理原本 第1巻 「1.一つから全存在で」より
したがって、創造というのは、神の性品と二性、すなわち男性と女性はすぐに陽性陰性自体を無限小で無限大に至るまで広げたのが、この天宙の本当の状態である。だから、どのような存在体もこの性品をどこからでも見ることができるのが天理である。


このみ言の意味を三分割して解説すると、まず「・・・男性と女性は」までの前部分は次のような内容になります。


「神様の性稟(性品)と二性は形象的実体男性分野と形象的実体女性分野があり、それぞれ陽性と陰性の多様な正分合作用で一体化し、神様の自体内で現象化され実存していました。」


形象的実体男性分野と形象的実体女性分野の意味は、これから解説される本体論から知ることが出来ますので待ってください。今この段階では、男性分野は本性相のことであり、女性分野とは本形状であると伝えておきます。参考に次のみ言を紹介しておきます。


四大心情圏と三大王権1993年12月21日16万人日本女性特別幹部修練会
「旦那さんは何かというと、神の無形実体圏にあった性相が男であり、形状が女だったのです。その男と女が愛でもって一つになっていた双子なのです。双子だから通じるようになっているし、一つになれるようになっているのです。男、女は別々に生まれても、会った場合には一つになれるようになっているのです。教えなくても一つになるような引力作用があるのです。」


次に「・・・状態である。」までの中部分の意味です。


「神様自体内で実存となって一体化していた本性相(男性分野)と本形状(女性分野)を、それぞれ構成している陽性陰性を象徴的に取り出して、一つ一つの万物として合成し、森羅万象の万物で造りあげられる被造世界として展開したのです。」


そして、「・・・天理である。」までの後部分の意味です。


「神様の自体(本体)内で一体化している本性相と本形状を構成する陽性陰性を、対象世界に展開して、男性分野と女性分野をそれぞれのペアとして象徴的に表し、創造した存在が象徴的個性真理体の万物です。そして男性分野と女性分野を、父性と母性を帯びたそのままの形で創造した存在が、形象的個性真理体としての人間です。ですから、被造世界に創造され展開されている存在体には、神様の本性相(男性分野)と本形状(女性分野)の性稟を、どの存在体からでも見ることができるのです。」


このように解説できますが、これでもまだ、本性相が何故に形象的実体男性分野と言えるのか、また本形状が形象的実体女性分野と言えるのかの説明はできていません。


真のお父様は原理原本について、次のように語っています。


「比喩と象徴性を帯びた詩的である文体で表現したので、私が直接解釈しなくては理解できない。」


原理原本の文章や文字を追っただけでは、意味が理解できないのです。


この尊い原理原本の真の意味を紐解くためには、亨進様が2012年1月に、歴史的フィナーレとして発表された「夜の神様昼の神様」のみ言を理解することが必要だったのです。このみ言により、神様が愛と心情の神様として誕生した経緯が理解できるようになるのです。つまり、神様の生命が孕まれた胎中から誕生し、赤ん坊から幼児へと成長した期間があると、真のお父様が語られたみ言が証明されるのです。


宇宙の根本 第1章 宇宙の根本秩序 1) 神様の二性性相の大展開
「神様は何のために、どのように生まれたのでしょうか。愛によって生まれました。宇宙の根本は、どのようになされたのでしょうか。愛の種があり、それが相対を中心として吸収してみたところ、神様自体が性相と形状によって構成されるようになりました。何を中心としてそのようになっているのでしょうか。愛を中心として形成されます。皆さんと同じです。父母の愛によって受けた皆さんの生命の種、一つの細胞が大きくなって今の皆さんが生まれてきたのと同じように、神様もそのように大きくなったというのです。神様も、目が生じ、鼻が生じてこのように生まれました。全く同じだというのです。」(207-27,1990.10.21)


私たちが母の胎内で受精され、胎中期間を経て誕生し、赤ん坊から幼年・少年・青年を経て成人していくと同じような成長を経て、父なる神様となったと語られているのです。


取り上げた原理原本のみ言を、もう一度読んでください。み言の最初のほうで「神の性稟(品)と二性」と解説していますが、締めくくりの部分は「性稟(品)をどこからでも見ることができるのが天理である。」となっています。


しかし、歴史的フィナーレとしての「夜の神様昼の神様」が発表される以前は、この「神様の性稟」を見ることが出来ずに、「二性性相の神様」にだけ焦点を当てられ説明され理解されてきたのです。その状況では、どんなに神様の心情、神様の真の愛と求めても、真の「神様の性稟」は浮かび上がってこなかったのです。


これまでの創造原理では、神様の作品である被造世界に、普遍的に潜んでいる共通の事実を探ることから、作者である無形の神様の神性が二性性相であることを解明しました。しかし、神様を知るもう一つの道筋として、神様の形象そのものである人間の、誕生から成長していく過程を、神様と重ね合わせることによって理解できるのです!「夜の神様昼の神様」のみ言から、これが可能になるのです。


真のお父様が原理原本を執筆され始めたのは、興南収容所から1950年10月14日に解放された後のことですから、1951年にかかる時だと思われます。そうすればその当時、原理原本執筆の最初の時点で、次のように書かれたその「神様の性稟(品)」がいよいよ解説出来る時が来たということなのです。


「したがって、創造というのは、神の性品と二性、すなわち男性と女性はすぐに陽性陰性自体を無限小で無限大に至るまで広げたのが、この天宙の本当の状態である。だから、どのような存在体もこの性品をどこからでも見ることができるのが天理である。」


2021年2月の後半、「どのような存在体もこの性品をどこからでも見ることができるのが天理である。」と書かれた真のお父様の切なる願いを、70年の歳月を経て果たすべく、夜の神様は臨まれました。


夜の神様が受精され、胎中期間を経て誕生し、暗闇を彷徨った赤子から幼児の時期を経て、少年・青年・成人となって父となるまでの自らの体験談を、涙ながらに教えてくださったのです。


  **引用終了**



第1回み言で学ぶ本体論セミナー


第2回み言で学ぶ本体論セミナー



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