先回記事末部より

そのようになると、真のお父様がどんなに真の愛を注いでも、その愛を愛として受け止められない状況になります。真のお父様が表現された「永遠に統一教会の門の前に足も踏み入れられない」立場とは、サタンとなった天使長ルーシェルに匹敵する状況とも言えます。いや、それ以上に罪深いとも言えるでしょう。統一教会の門の前に足を踏み入れられないという事は、天一国にも入れないという事に繋がります。

はたしてそのような立場になってしまった顕進様と韓氏オモニを、如何にしたら救えるというのでしょうか。

参考になるのは何かと言えば、天使長ルーシェルが如何にして回心したかです。再堕落はしていますが、ルーシェルは一度、本当に回心したのです。ですから、回心できた要因を理解し、再堕落していった原因が分かった上で対策を練って行けば、顕進氏と韓氏オモニを救っていく道が分かるのではないでしょうか。

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「真のお父様が表現された『永遠に統一教会の門の前に足も踏み入れられない』立場とは、サタンとなった天使長ルーシェルに匹敵する状況とも言えます。」

顕進氏と韓氏オモニは何故に、サタンとなった天使長ルーシェルに匹敵する立場と言えるのでしょうか。それは私たち条件付き祝福家庭が、アベルカインの一体化による「メシヤを迎える為の基台」が理解できずに、各組織が、中心者を真のお父様の代身としてのアベルと偽り、中心者独自の独裁体制を築き上げてしまってたことにあります。

本来の「メシヤを迎える為の基台」とは、アベルカインが本然基準で一体化したならば、真のお父様は生心に夜の神様が臨在された三位神であることを公的に宣言できるものになる基台のことです。

「地上の相対的な立場に立った地上の父母を一体化させ、天正宮（博物館）を建て、天を中心とする内外全ての苦痛の道と嘆息の道を除去するために苦労してこられました。天宙安息権では、心と体が乱れなく一つになった清心の代表者、サタンの醜悪な歴史において、困難な道において勝利した代表者が立てられなければなりません。今そのような代表者が代役の権限を継ぐ為に集まった天正宮（博物館）、天の国の宮殿がそびえ立っています。地上で真の父母の名によって神様が願われる清い心の一体圏を立てるために、どれ程苦労されたことでしょうか。天におられる神様とこれまで地上にいた三位神が一体となり、宗教圏で犠牲となった聖人、賢哲とともに一心一体となり、死の受難の道で億万の峠を克服した萬勝一の覇権を真の父母が成し、この宮殿を建てました。」第43回真の神の日2010年1月1日天宙清平修錬苑

真のお父様が１００％神様であり、１００％人間である三位神であることは、２０１２年１月２９日に亨進様が「夜の神様、昼の神様」のみ言の解説で明らかにしたことです。しかしその前に、真のお父様も２０１０年１月の時点ですでに証しされていたのです。

ところが間違ったアベルカイン観で「偽りのメシヤを迎える為の基台」を築いている私たちには、全く理解することができていなかったのです。条件付き祝福家庭であり、天使長家庭である私たちがアベルカインを勝利できずに、蕩減復帰が為されないままなので、長子の位置に立った顕進氏も、真の母の位置に立たされていた韓氏オモニにも、真のお父様が夜の神様そのものであることを理解できなかったのです。夜の神様が生心に臨在されることを通して、真のお父様の霊体と肉身を通して、その実感を共有しておられるという事です。

真のお父様を人間メシヤとしてしか受けとめていない顕進氏は、自分が真のお父様に代わって真の父母となり、真のお父様が果たせなかった神様の願いを成し遂げると言っています。真のお父様に代わって、真の父母になれる人間はこの世にもあの世にも存在しません。

韓氏オモニは真のお父様が原罪を持って生まれたと主張していますが、原罪を持って生まれた人間の生心に、夜の神様が臨在する事はできません。韓氏オモニは自分が神様だと主張していますが、そのことこそ、サタンの代身として霊体と肉身を用いられている事の証明です。

私たちが築いた「偽りのメシヤを迎える為の基台」により、顕進氏も韓氏オモニも「サタンの代身者」として地上界に立ちました。そしてどちらも、サタン側のミクロコスモスを形成し、世界を混乱に陥れています。

だからこそ、真のお父様が如何にして、サタンを回心に至らしめたのかを知らなければならないのです。大母様が五年間の説得で悔い改めたなどとは、金孝南がカリスマをまとうための嘘偽りです。

これから天一国主人として、具体的に天一国を築いていく為には、真のお父様が如何にしてサタンを回心に導いたのかを知ることは重要です。全天使長家庭が蕩減復帰を全く理解できないがゆえに、回心したルーシェルは再堕落しました。今も全世界を牛耳ろうとして暗躍しています。

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