１９９８年７月１９日顕進様世界副会長就任式において、真のお父様は明確に「顕進様は蕩減を背負っている」と指摘されました。その上で、「供え物」だと明言したのです。

顕進様の世界副会長への就任は、当時の世界平和統一家庭連合の抱える問題を、蕩減として背負っての出発であったのです。真のお父様でさえ、蕩減の道の先頭に立って切り開いて来られたのです。

郭錠煥氏は「真の家庭には蕩減が無い」と主張しますが、真のお父様が蕩減を背負って歩まれる姿をのほほんと見ているのですか。のほほんと見ているどころか、お父様が騙されているというのですから、開いた口がふさがりません。真のお父様は全てを許され、全てを受け入れ信じて聞きますが、そこから来る判断は、騙そうとする者さえも救うための判断であり、指示となります。

束草事件において、顕進様がお父様の「職務を降りて、そばにいなさい」という指示に従っていれば、韓氏オモニも堕落せずに済んだのです。教権勢力と呼ばれる人々も、お父様に背信する立場に立たずとも良かった人々です。

「そばにいなさい」という事が、四大心情圏三大王権を成就するために、どれほど重要であったか計り知れないのです。顕進様が反逆の道を選んだので、亨進様に「そばにいなさい」と指示せざるを得なかったのです。そこで、亨進様は顕進様が蕩減するべき罪を背負って歩まざるを得なくなりました。

亨進様が「真の父母」の位置に立って為された事は、国進様と共に歩みながら、顕進様の罪を蕩減しながらの道行きとなったのです。真のお父様も亨進様も、顕進様が残していった膨大な蕩減の為に、心情一体と成って歩まれたのです。韓氏オモニの罪も、教権勢力の罪も、許して信じて用いて歩みました。亨進様も同様です。それはなぜかと言えば、２００１年に顕進様がサタンに魂を売り渡したからです。

世界を陰で操るグローバリストたちが作り上げた、人間家畜化農場を踏襲するように、四大心情圏を骨抜きにした「定着時代の理想家庭実現の為のパラダイムの転換」を顕進様は構築してしまいました。この教育を受けたものは、真のお父様を「人間メシヤ」としてしか見れないのです。神格化するなというのです。お父様だけではなく、皆が神性を帯びて神格化し、天一国主人とならなければならないのに、神格化するなというのです。

神霊を感じ取ることが出来ず、聖霊と相対することが出来ず、背負った蕩減を感知することも出来ない者たちに、蕩減の道をもくもくと歩む再臨主と、その後継者の歩む道を批評することなど出来るはずもないのです。

ですから、サタンの視点から見た記事しか書けなくなるのです。

とくに加油さんのブログ記事から、最もサタンの視点で書かれた部分を引用します。

　　＊＊引用開始＊＊

米国統一教会への手紙　　文亨進世界会長2/24 familyforum
おかしいのは、2015年9月20日の亨進様の説教「バビロンの炎上(有名なバビロンの大淫婦説教)」では、基元節2013年2月22日の時点で明確にお母様の失敗を認識されていたにも関わらず、その二日後には祝福式を喜び、祝福されていることです。

　　＊＊引用終了＊＊

亨進様が家庭連合に繋がっている限り、韓氏オモニの蕩減復帰の道も残されており、顕進様の残した蕩減も清算できる可能性がありました。ですから、公的には最後まで韓氏オモニを「真の母」として証しし続けたのです。それこそ、真のお父様と同じ心情の動機から、母として愛し、回心を願った息子の姿です。

しかし、真のお父様の、再臨主としての真の御姿を知る亨進様を追い出した時点で、家庭連合は顕進様と同様にサタンに魂を売り渡してしまったという事になるのです。サタンのミクロコスモスを形成し始め、世界にサタンの攻勢が展開できる霊的な基地となっていくのです。

亨進様が「バビロンの大淫婦」と訴えて相手にしているのは、サタンに対してです。罪を明確にして訴えない限り、サタンはあらゆる人々の心に入り込み、視点を狂わせ判断を誤らせようとしてくるのです。ですから、サタンの意図するところや、攻撃の目標を明確に訴えることにより、人々がサタンに取り込まれていくのを防ぐためでもあるのです。

事実や事象は、蕩減復帰によって現れます。その霊的な根本にある原因を見抜けなくては、サタンの良いように操られてしまうのです。

お父様の心情に迫りたい方はクリックを
↓　↓　↓

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村