愛と心情-真のお父様が今伝えたいこと

神様の心情を訪ねて・・・。

さあ、皆さんと共に家庭連合食口たちの思考回路がサタンに拘束されている事実を確認しましょう!

tomy4509さんは私の先回記事に率直なご意見を下さいました。しかし、率直と言っても、私の書いた内容とはかけ離れ誤解して、私の主張でない自分なりの理解の上で読んだ結果のご意見と感じます。コメントを取り上げながら、一つ一つ解説していきたいと思います。読み手の方々の理解も進むと思いますので、取り上げさせていただきます。


コメントの>印に続く文章は、私の記事の内容をtomy4509さんが引用したものです。


  **コメントから引用開始(その1)**


>その創造理想の最終段階の目的として誕生する個性真理体が、真の父となるアダムと、真の母となるエバです。つまり、夜の神様の構想に真の父と真の母があるのであって、神様本体である夜の神様は男性格主体として存在しています。その男性格主体としての本性相本形状には、母性を出現させる要素は持ち合わせていますが、その内的な要素は、「お母様」と呼べる性質のものでは有りません。


>神様本体の中に「真の父」のそのままの様相がありますが、「真の母」の様相そのものはありません。神様自身が自らの妻として、神様から独立した新たな個性真理体として創造したものなのです。


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エバはアダムのあばら骨を取って創造されたとあります。神様本体の中に「真の母」の要素がないとなれば、聖書のこの記述は誤っていたということになります。


**コメントから引用終了**


私の文章のどこに『神様本体の中に「真の母」の要素がない』と書いてあるというのでしょうか。私は次のように表現しています。


「その男性格主体としての本性相本形状には、母性を出現させる要素は持ち合わせていますが、その内的な要素は、『お母様』と呼べる性質のものでは有りません。」


「母性を出現させる要素」という表現が、神様本体の中にある「真の母」の要素という事なのですが、真の母として突然現れるのではなく、娘として生まれ成長完成して真の母となるので「母性を出現させる要素」と表現したのです。それをtomy4509さんは『神様本体の中に「真の母」の要素がない』と主張していると捉えたのです。思考回路に応用展開という思考の幅を備えていないのでしょうか。


また、tomy4509さんは次のようにも批判しています。


  **コメントから引用開始(その2)**


ところで、「男性格主体としての本性相本形状」ですが、原理講論の「性形」「陽陰」の主客を逆転していないですか?
原理講論の引用部分をもう一度確認願います。


【本来、神の本性相と本形状は、各々本陽性と本陰性の相対的関係をもって現象化するので、神の本陽性と本陰性は、各々本性相と本形状の属性である。】


前回のコメントでは、キリスト論の「ロゴス」(P.265~)のことも書いていたでしょう。


【ロゴスの主体である神が、二性性相としておられるので、その対象であるロゴスも、やはり二性性相とならざるを得ない。もし、ロゴスが二性性相になっていないならば、ロゴスで創造された被造物も、二性性相になっているはずがない。このようなロゴスの二性性相が、神の形象的な実体対象として分立されたのが、アダムとエバであった。】


  **コメント引用終了**


何度も言っていますが、tomy4509さんが神様本体である「夜の神様」と、その本体から発動され、創造の業を展開する心情エネルギーとしての「昼の神様」の関係性を理解しない限り、tomy4509さんの霊性が開かれないままなので不毛な論争となるでしょう。


神様本体は、創造以前において「無の暗闇の状態」の夜の神様です。それは愛する対象を得たいと願い、その希望の光でこれまでの自分の状態を振り返った時、その光に対して輝き返すものが無く、一人であることの悲しみが、「無の暗闇の状態」と言えるほどのものでした。


その自存していた神様本体は、本性相本形状が一体となり、本性相および本形状の属性である本陽性も本陰性も一体となったものであり、性相も形状も境界線が無い状態であり、それぞれの陽性陰性もその境界線が無い状態です。つまり、創造前の自存していた神様においては、何が陽性で何が陰性であるのかも区別が付けられない状態です。完全中和の統一体とはそのような状態です。


それが夜の神様における「無の暗闇の状態」であり、完全中和の絶対者でありながら、「無」と表現せざるを得ない状態なのです。そこから、愛する対象を創造するにおいて、千辛万苦の構想展開の上で、自らを男性格主体として立て、その愛の相対となるべく女性性相を構想して行くのです。その男女の構想の発案から、親子の生命システムによる四大心情圏三大王権による天一国構想が生まれるのです。


それまで本性相本形状において境界線の無かった神様に、性相と形状、およびそれぞれの陽性陰性の境界線が現れるようになるのです。何を境界線にするかは、神様の創造理想に合わせて構築されることになるのです。「ロゴスの主体である神様」とありますが、ロゴスとは神様の「千辛万苦」の構想過程があって、初めて構築された理念・概念・定義・法則の上でのみ言ということになります。


その状況を、真のお父様は次のように語っています。


第11巻 宇宙の根本 第1章 宇宙の根本秩序  1) 神様の二性性相の大展開 
神様は何のために、どのように生まれたのでしょうか。愛によって生まれました。宇宙の根本は、どのようになされたのでしょうか。愛の種があり、それが相対を中心として吸収してみたところ、神様自体が性相と形状によって構成されるようになりました何を中心としてそのようになっているのでしょうか。愛を中心として形成されています。皆さんと同じです。父母の愛によって受けた皆さんの生命の種、一つの細胞が大きくなって今の皆さんが生まれてきたのと同じように、神様もそのように大きくなったというのです。神様も、目が生じ、鼻が生じてこのように生まれました。全く同じだというのです。(207-27,1990.10.21)


神様は愛によって生まれたと自覚した時、愛する対象を得たいと願う「愛の種」が心情に生じました。その愛の対象を創造する為に、自らの完全な似姿である男性として構想し、それに相対する対象像が女性の様相として新たに構築されるのです。神様本体の中にあった本性相本形状の属性である本陽性本陰性から、陰性要素を抽出し女性性相を構築するのです。自存していた時の陽性陰性の区別とは、その分かれ目が変わってくるのです。ですから、創造前の自存していた神様の陽性陰性の区別を応用展開しながらも、分かれた個性真理体として愛し合うという観点から、男性性相・女性性相が構築されるのです。ですから、女性性相とは神様本体にもともと存在していたものでは無く、自らと愛し合える対象を構築する為に、新たに構築した新生体の性相となるのです。


それで創造の為に構想を開始することによって、神様の本性相本形状は明確なものとなって浮かび上がり、神様を構成するものとなるのです。


おそらくtomy4509さんには、これだけの文章を理解する事は出来ないと思います。しかし、tomy4509さんのコメントをきっかけとして、「夜の神様、昼の神様」の関係性について理解する方が現れてくれれば、神様の心情による主管圏が広がり、聖霊の活動範囲が広がるでしょう。


  **コメント引用開始(その3)**


三大祝福、あるいは、四大心情圏には何があるでしょうか。「父母の愛」はありましたが?
神様の中に『「お母様」と呼べる性質のものでは有りません。』となれば、「父母の愛」などは必要もないものでしょう。
イエス様は第二祝福を完成されたお方ですか。結婚もされなかったので、神様の息子(独生子)の立場から「天のお父様」でした。ところが、成約時代を迎えて真の父母様が聖婚された中、いつまでも「天のお父様」でよいのでしょうか。神様の夢、希望、「喜び」はなんだったでしょう。「お兄さん」と呼ばれることですか? 「お父様」?
性形・陽陰の中和的主体としておられる神様、やはり、「天の父母様」は最も喜ばれるのではないでしょうか!!


  **コメント引用終了**


創造原理では、神様の見えない性稟を知るためにと、次のように書かれています。


「あたかもすべての作品は、その作者の見えない性稟の実体的展開であるように、被造世界の森羅万象は、それを創造し給うた神の見えない神性の、その実体対象として展開されたものなのである。それゆえ、作品を見てその作者の性稟を知ることができるように、この被造万物を見ることによって神の神性を知ることができるのである。」


しかし、結果として現れた被造世界から神様の性稟を知ることができても、その創造に至るまでの神様の苦労は見えてこないのです。


真の神様 四 神様は父であられる 1.神様と人間は父子の関係から引用
神様は完全に投入して愛の対象を創造しました。そのようにしたのは神様も愛の対象が必要だったからです。ところが愛は一人ではできません。どんなに絶対者であっても、その絶対者の前に愛の対象がいてこそ愛することができるので、その愛の対象として人間を造りました。それで人間を造るとき、いい加減に造ったのではありません。聖書にみ言で造ったとありますが、いい加減ではありませんでした。千辛万苦を経て、自分の120パーセント、何百倍を投入して造ったのです。」


神様が、子女の愛・兄弟姉妹の愛・夫婦の愛・父母の愛の体恤によって成就される、四大心情圏三大王権による天一国構想理想を構築されるまでの「千辛万苦」を知らなければ、真の愛の深さを知ることは出来ません。なぜ「千辛万苦」であったのかと言えば、神様が体験した「愛から生まれた」という実感を、全ての人類に同じように体験させたかったからです。神様がその体験をする前には、愛する対象を得たいという衝動は無かったのですから、父母の愛という概念はありません。ここを理解しなければ、父母の愛を構想した神様の偉大さが理解できないのです。神様が愛する対象に、同じ体験をさせて、同様の愛の心情の動機を備えさせてあげたかったがゆえに、構築した親子の生命システムこそ、四大心情圏三大王権なのです。


  **コメント引用開始**


シムソン氏はじめサンクチュアリ教会の「天の父母様」否定は、父親がちゃぶ台をひっくり返しては母・子まで隅に追いやってしまっているのと同じです。お父様は何とおっしゃっておられましたが。「女性を解放するために」、特には、1990年以降の女性連合を創設してはお母様を先頭に立たせて平和運動を展開されて来られました。こんにち、その実が大きく実りつつあるときです。それを妨害するとすれば何ですか?


「天の父母様」否定は理論理屈(原理)に合っていません。


  **コメント引用終了**


「1990年以降の女性連合を創設してはお母様を先頭に立たせて平和運動を展開されて来られました。」


そうです。この時、日本が真のお父様の願いに答えていれば、韓鶴子氏が狂ってしまうことは無かったのです。日本の幹部と、韓国から来た幹部が、真のお父様の願ったアベルカインが理解できずに、自分の築いたメシヤ観で兄弟姉妹たちを支配しました。その間違ったアベルカイン観で、当時はまだ真の母であった韓鶴子氏を迎えてしまったがゆえに、韓鶴子氏は大事な事を悟ることができませんでした。この時は、韓鶴子氏と聖霊の分かれ目となりました。この時から、韓鶴子氏は自分を解放する為に摂理に臨むようになりました。悲しい事です。


「こんにち、その実が大きく実りつつあるときです。それを妨害するとすれば何ですか?」


どれほど悲しい事を書いているか、分かっていないtomy4509さんですが、それは仕方のない事です。Tomy4509さんの故ではなく、サタンの策略に落ち込んでしまった結果です。真のお父様が生涯をかけて蕩減復帰し築き上げた世界摂理の勝利圏を、資産・財産・人材もごっそりと奪い取って、み言さえ改竄し、サタン側のものとして実らせようとしています。


聖霊がtomy4509さんに臨み、心の眼が開けるように祈ります。



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